押入れの収納アイデアを一挙紹介! 役立つアイテムや収納のコツも
3.押入れ収納のアイデアを紹介
ここでは、押入れ収納のアイデアをいくつか紹介します。
3-1.襖を取り外す
押入れは襖を左右に開けて中に入っているものを取り出す特徴がありますが、この襖を全開にできないデメリットがあります。取り出しづらい、もっと取り出しやすくしたいと思っている方は、襖をなくすのも方法の1つです。襖を取り外してカーテンやロールスクリーンに切り替えることで、取り出しやすい押入れになるでしょう。横幅を広く使えるようになるほか、布団・家電・引き出しケースなどがしまいやすくなります。
3-2.デッドペースをうまく活用する
収納アイテムを上手に使えたとしても、内側の両サイドにデッドスペースができてしまうことがあるでしょう。そのような場合は、そこにメッシュパネルを取り付けてみてください。メッシュパネルを取り付けることで、そこにエコバッグや帽子などの小物を引っ掛けて収納することができます。衣装ケースや引き出しケースの上にすき間がある場合も、薄型のバスケット・トレイなどを設置することで雑誌・部屋着といったものの収納に役立てるでしょう。デッドスペースをどうすれば活用できるのか、考えるのも押入れ収納のアイデアにつながります。
3-3.押入れに身支度スペースを作る
収納スペースとして使うことだけが押入れの活用方法ではありません。押入れ収納は、身支度スペースとしてもうまく使うことができます。たとえば、クローゼットが2階にある場合、1階にある押入れに身支度スペースを作ることで、脱ぎ散らかしたり、置きっ放しにしたりすることを避けられるというわけです。身支度スペースには、普段使うコートやバッグ・帽子といった小物類を収納します。下段にスペースが空いているなら、子ども用の身支度スペースを作るのも方法の1つです。
3-4.ワークスペースにすることも可能
押入れをワークスペースとして活用することも可能です。たとえば、中段の棚板をデスク代わりにすれば、ワークスペースに生まれ変わります。奥行きがあるからこそ、書類・文具・ミシンなど作業に必要なものも収納できるでしょう。押入れならではの大容量を活用できるほか、作業中で散らかっていたとしても襖を閉めれば外から見えません。急な来客でも焦らずに対応できますし、慌てて片付ける必要もないでしょう。
3-5.子どもの成長に合わせる
子どもの成長に合わせて押入れ収納を活用するアイデアがあります。おもちゃを使う時期は、押入れの下段をおもちゃの片付けスペースにするといいでしょう。下段は子どもの身長に合う収納スペースですので、大容量におもちゃを片付けることができます。小さな子どもでも手が届きやすく、自ら片付けしてくれるようになるでしょう。また、子どもの成長に合わせて突っ張り棒を設置し、子どもでも手が届くハンガー掛けにするのも可能です。中には、DIYで押入れを子どもの勉強スペースにする人もいます。
4.押入れの収納に関してよくある質問
押入れの収納に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.押入れの収納を活用する大切なポイントは?
A.要らないものや使っていないものを処分することです。押入れに収納しているものの中には、すでに使わなくなったものや必要ないものもあるでしょう。押入れ収納を活用するためには、要らないもの・使っていないものを処分することが大きなポイントです。使っていないものは思いきって処分し、スペースに余裕を作りましょう。
Q.収納力をアップさせる方法は?
A.サイズに合わせてDIYで棚を作る方法があります。押入れは奥行きがあるからこそ、DIYでサイズに合わせたラックを作ってみてください。ホームセンターや100均ショップなどで販売している木材を使えば、自宅の押入れに合わせてラックを作ることができるでしょう。また、可動棚を設置すれば、押入れの使い勝手がさらによくなります。収納したいものに合わせて棚の位置を変えることができるからこそ、押入れの収納力がアップするでしょう。
Q.湿気対策になるアイテムは?
A.すのこ以外にも湿気対策になるアイテムとして除湿シートがあります。除湿剤や除湿シートを組み合わせて使うことで、湿気対策が徹底できるでしょう。特に、寝具類は湿気が溜まりやすくカビが生える原因になってしまいます。布団やシーツ類を収納する際は、湿気対策を忘れないようにしましょう。
Q.子ども部屋にリメイクする方法は?
A.押入れの上段または中段だけを残して、そのほかの段を撤去すれば押入れが子ども部屋に生まれ変わります。壁紙シートなどを1面貼るだけでも、雰囲気がガラリと変わるのでおすすめです。押入れの中にキッズデスクを設置したり、チェアやデスクランプを置いたりすれば、秘密基地のような子ども部屋にリメイクできるでしょう。
Q.不用品を処分する方法は?
A.押入れの収納をする前に、入っているものを一度外に出して整理することが大切です。そこで、要らないものがたくさん出てきたら、不用品回収業者を利用するといいでしょう。自治体回収を利用して捨てることもできますが、大量の不用品はゴミの仕分けに時間と手間がかかってしまいます。スピーディーに片付けたいのなら不用品回収業者に依頼するのが1番です。
まとめ
押入れは奥行きと高さがあるので、使用頻度に合わせて手前と奥に収納したり、上段・中段・下段を使い分けたりすることが大切です。どこに何を収納するかによって、押入れの使い勝手も変わるでしょう。デッドスペースをなくすためにも、収納グッズを活用する選択肢はありますが、なるべく同じデザインとカラーに統一することが大切です。また、取り出しやすくなるように、使っていないものや要らないものは処分しましょう。