カーペットの処分方法や買取基準は? ポイントやコツを詳しく解説

1.カーペットを処分する前に確認すること

最初に、カーペットを処分する前に確認すべきことについて詳しく解説します。

1-1.カーペットの種類や状態をチェックしよう

カーペットには、素材によってさまざまな種類に分けることができます。

  • ウールカーペット:手触りのよさと温かさが特徴
  • ナイロンカーペット:耐久性に優れている
  • アクリルカーペット:静電気を起こしにくく、水を吸いにくい
  • ポリプロピレンカーペット:軽くて耐久性に優れている
  • タイルカーペット:タイル状になっているため貼ったりはがしたりが自由にできる

このほかにも、いぐさや麻・絹などでできたカーペットもあります。

1-2.カーペットは何ゴミになる?

一般的に、大きさや素材によって、可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミに分けることになります。たとえば、大きなカーペットでも規定以下のサイズ(幅・長さ60cm以下など)に切ることで、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分可能です。なお、自治体によってゴミの区分や基準が異なるので、事前に確認してから出しましょう。

2.カーペットの処分にはどんな方法がある?

カーペットの処分方法について、主なものメリット・デメリットと併せて解説します。

2-1.自治体に処分を依頼する

不要になったカーペットは、自治体にゴミとして処分を依頼できます。可燃ゴミや不燃ゴミは無料で処分でき、粗大ゴミの場合は1枚につき数百円程度との費用がかかることが多いでしょう。可燃ゴミや不燃ゴミとして出す場合は、指定の集荷場所・日時に出しておけば自治体に回収してもらえます。粗大ゴミの場合は、多くの自治体で事前に申し込みが必要です。

まずは、自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、集荷日時・場所・費用などの指示を受けましょう。より詳しいことは、自治体ごとの回収ルールに従ってください。

メリット

  • 処分費用が無料もしくは格安
  • 依頼先が自治体なので信頼できる

デメリット

  • 集荷日時・場所が決まっている
  • 手続きがめんどう(粗大ゴミ)
  • 自分で集荷場所まで運ぶ手間がかかる
  • 廃棄処分となるためリサイクルできない

2-2.販売店に引き取ってもらう

カーペットを買い替える場合は、販売店に引き取ってもらえる場合があります。まずは、可能かどうか販売店に確認してください。引き取ってもらえる場合は、購入時に不要なカーペットを引き渡しましょう。購入したカーペットを配達してもらうときに、引き取るケースが多くなります。

メリット

  • 購入と同時に処分できる
  • 販売店が引き取りに来てくれれば楽

デメリット

  • 必ずしも引き取りサービスをしているわけではない
  • 自分で店頭に持ち込む場合は手間がかかる