家具から床の凹みを守るにはフローリングの質を知ること!
1.クッションフロアの場合
ちょっと柔らかい触り心地が特徴的なクッションフロア。弾力があって歩くときも気持ちのいい床ですが、家具を置くとなると気になることが出てきます。そもそも、家具はそれだけでも重さがあるので柔らかいクッションフロアにそのまま置いてしまうと必ず凹んでしまいます。そこでオススメなのが家具の下に板を引くことです。
テーブルなど脚部分だけに引けばある程度は大丈夫ですが、テレビ台や冷蔵庫といった大型家具には同等の大きさの板の上に置くことがオススメです。重たさを広い範囲で分散して支えてくれるので、重たいものは四隅だけでなくできるだけ全体を載せられるベニヤ板などを準備しましょう。
2.硬いフローリングの場合
硬いフローリングは比較的床に凹みには強く作られていますが、重たい家具になるとやはり対処をした方が安全です。傷の防止にもつながるので、硬いフローリングに家具を置くときの対処方を考えてみましょう。クッションフロアとは逆に、硬いフローリングには弾力のある素材がオススメ
例えば、自由に大きさの変えられるコルクマットや家具の底に付けるゴム素材の緩衝材をつけることです。また、タンスなどは中身を均一に入れることによって重さを分散させる効果もあります。接地面が大きいほうが床の凹みには効果があります。
3.凹み防止に活躍するさまざまな商品
ホームセンターやネットションピングには様々な床の凹みを防止する商品が販売されています。自分の住んでいるフローリングに合わせて賢く使うのもオススメ。
3-1.チェアマット・チェアシート
外国産の商品が数多く販売されています。透明の保護シートでフロアーはもちろん畳でも使えるので便利。床暖房でも大丈夫な商品も。
3-2.床の凹み傷防止カーペット
適度な大きさにカットされたカーペットです。ベッドや机といった足がついている家具の脚部分に敷くことで重さを吸収して凹みを防止します。
3-3.傷凹み防止ゴムマット
家具の中でも重量級の冷蔵庫。専用ではありませんが冷蔵庫傷凹みに用ゴムマットが販売されています。独特の形で防震効果もあるので設置するといいでしょう。
まとめ
長時間家具を置くことできる凹みは中々直すことができません。凹みを付ける前にまずは、フローリングの質を確認して合わせた対処をする必要があります。忘れては行けないのが「硬い床には柔らかい素材で対処、柔らかい床には硬い素材で対処」です。大切な家を家具の重さからしっかりと守りましょう。