部屋をきれいにしたい! すっきりと片づける方法は?
1.部屋が汚くなってしまう原因
1-1.床にものを置いている
片づけてもすぐに部屋が散らかってしまう人の特徴として、床にものを置く習慣があげられます。とりあえず床に置いたものが、どんどんたまってしまうのです。そうすると、足の踏み場がなくなるのはあっという間ではないでしょうか。特に、脱いだ服をそのまま置いておかないようにしましょう。床だけではなく、テーブルやソファの上も同様です。とりあえずどこかに置く癖をなくさなければなりません。
1-2.収納スペースが足りない
ものを出しっぱなしにしてしまう原因のひとつに、収納場所に余裕がないこともあります。簡単に収納できないため、面倒になってしまうのです。「あとで片づけよう」とか「とりあえず置いておこう」というような考えがあっては、部屋はすぐに散らかってしまいます。収納スペースには、余裕をもたせておくとよいでしょう。そのためには、無駄なものや使わないものを整理する必要があります。
1-3.ものを捨てられない
ものであふれている部屋の中に、本当に必要なものはどのくらいあるでしょうか。いつか使うかもしれないもので部屋が占領されている可能性があります。そして、その「いつか」はいつやってくるものなのか考えてみてください。何年も使わずにいるものが、意外と多くあることに気づくでしょう。そのままでは、ものは増えるいっぽうです。収納スペースに余裕をもたせることもできません。
2.部屋をきれいに保つコツ
2-1.「あとで片づけよう」という考えをなくす
部屋をきれいにしておくためには、「あとで」という考えを捨てましょう。使ったものは、すぐにしまってください。それだけでも、だいぶ違います。
また、あとでまとめて片づけるという考えでいると、片づける機会を失ってしまうことになりがちです。片づけようと少しでも思ったら、すぐに動きましょう。「何日までに片づける」という期限を決めて、それを過ぎたら捨てるというくらいの覚悟も必要かもしれません。
2-2.収納場所を決めておく
ものを収納する場所は、きちんと決めておきましょう。どこに片づけたらよいのか分からないものは、出しっぱなしになりがちです。そのようなことにならないように、それぞれのものには「住所」を決めてあげます。どこの棚のどの部分かなどのように細かく決めておくと、クローゼットや押入れの中がぐちゃぐちゃにならなくてすむでしょう。
収納場所がすっきりと整理されていれば、ものの出し入れを面倒に感じにくくなります。手間がかからないので、素早く片づけられるからです。収納は詰め込んだり、重ねたりするものではありません。きちんと指定の位置に収まるようにしてあげましょう。この習慣が身につくと、あるべき場所に置かれていないものを見ると違和感をおぼえるようになるはずです。
2-3.所有しているものを減らす
収納するもの自体を減らしてみましょう。「もったいない」「いつか使うかも」「まだ使える」といった考えで手元に残しているものは、案外多くあります。実際に使用する可能性はどれくらいなのか、改めて考えてみてください。貴重な収納スペースを確保してまで大切にとっておく価値があるか、という点が大切です。基本的に、1年以上使う機会がないものは不用なものである、といえます。