家電をリサイクルする方法は? 業者に依頼する際の注意点なども

1.家電をリサイクルする意義は?

最初に、家電をリサイクルする意義についてチェックしておきましょう。

1-1.貴重な資源を再利用するため

家電をリサイクルする意義には、貴重な資源を再利用するためという目的があります。家電には鋼・銅・レアメタルが含まれており、それらの資源は限りがあるものばかりです。特に、日本では資源のほとんどを輸入に頼っているのが現状で、莫大(ばくだい)な費用がかかってしまいます。日常でよく使う家電が多いからこそ、要らなくなった家電から貴重な資源を取り出し再利用するというリサイクル活動が重要視されているのです。貴重な資源を無駄にしないためにも、家電のリサイクルには大きな意味があります。

1-2.環境汚染を防ぐため

貴重な資源を再利用する目的のほかにも、家電のリサイクルは環境汚染を防ぐという重要な意義も含まれています。家電製品の処分方法は埋め立て地に廃棄するしかなく、日本の国土では埋め立てできる土地に限りがあり廃棄するにも手間と時間がかかりがちです。だからといって、不適切な処分をしてしまうと深刻な環境破壊を引き起こす恐れがあります。毎年、たくさんの量の家電が廃棄されているからこそ、リサイクルできるものはリサイクルをして廃棄量を抑えることが大切です。

2.家電をリサイクルする方法

それでは、家電をリサイクルする方法について解説します。

2-1.メーカーに回収を依頼する

家電リサイクル法の対象品目に含まれているテレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)は、メーカーに回収を依頼するのが基本となっています。メーカーによる回収とリサイクルが義務付けられており、消費者もリサイクルに力を入れなければなりません。一般的に、メーカーの問い合わせ窓口で家電の回収依頼を行い、宅配便などで家電を送ることになります。メーカーに回収を依頼する際は、リサイクル料金が必要になるのでしっかりとチェックしておきましょう。リサイクル料金やリサイクルの流れに関しては、一般社団法人 家電製品協会家電リサイクル券センターのホームページでも確認できます。

2-2.小型家電リサイクル法に基づいて処分する

自治体の中には、小型家電リサイクル法に基づいてリサイクルを行っているところがあります。タブレット端末・スマートフォン・携帯電話・電子辞書・ノートパソコンなどの小型家電をリサイクルするための法律です。小型家電リサイクル法に基づいて処分する場合は、公共施設や家電量販店などに設置されている小型家電回収ボックスへ投かんし処分することになります。なお、小型家電回収ボックスの設置場所に関しては、小型家電リサイクル回収ポータルサイトにてチェックできるのでぜひ参考にしてください。

2-3.家電販売店に回収を依頼する

新しい家電に買い換える場合、購入先の家電販売店で回収を依頼するのもリサイクル方法の1つです。ほとんどの販売店では、家電リサイクル法の対象品目になっている家電4品目の回収を行っています。店舗によっては、新しく購入する方限定と条件が決まっているところもありますが、買い換えの検討がなくても回収を受け付けている店舗はあるでしょう。中には、家電のリサイクル活動に力を入れている店舗もあるので、近くに回収を行っているところがないか確認してみてください。

2-4.リサイクルを行っている業者に依頼する

不用品回収業者の中には、リサイクルを積極的に行っているところがあります。家電以外にも処分したい不用品があったり、すぐに手放したかったりする場合は、不用品回収業者に依頼するといいでしょう。出張回収を行っている業者であれば、自分で運ぶ必要もないので手間と時間をかけることなくスピーディーにリサイクルできるはずです。