ベッドのマットレスを処分する方法とは? こんな方法もあります!!
1.マットレスの種類と寿命とは?
現在、ベッドで使用するマットレスにはスプリングがあるタイプとスプリングがないタイプの2種類があります。
また、「スノコマットレス」のように特別な素材のマットレスもあるでしょう。
つまり、ひとくちに「マットレス」といっても自治体によっては捨て方が異なる場合もあるのです。
ですから、マットレスを捨てる前に自分が使っているマットレスの種類を確認しておきましょう。
また、マットレスの寿命は一般的に10年~15年といわれています。
しかし、これはあくまでも目安です。
使用時間が長いほど、マットレスの寿命は短くなるでしょう。
さらに、子どもがベッドマットレスの上に乗って飛びはねたりした場合は、短期間で壊れてしまう場合もあります。
マットレスに人型のくぼみが出はじめたら、寿命と考えましょう。
2.マットレスを処分する方法とは?
では、マットレスを処分するにはどのような方法があるのでしょうか?
この項では、その方法をご紹介します。
2-1.寝具店に引き取ってもらう
新しいマットレスやベッドマットレスを買った場合、サービスとして寝具店が古いマットレスを引き取ってくれるところもあります。
ただし、すべての寝具店でこのようなサービスを実施しているわけではありません。
ですから、マットレスを買い替える場合は古いマットレスを引き取ってもらえるかどうか聞いてみましょう。
新しいマットレスを配達するのと引き換えに持っていってくれる店もあれば、持ちこみしてくれるなら引き取りますというところもあります。
これも事前に確認しておいてください。
2-2.粗大ごみとして捨てる
最も一般的な処分方法です。
マットレスは、多くの自治体で「粗大ごみ」として回収されています。
粗大ごみが有料という自治体も多いので、ごみに出す前に確認しておきましょう。
市役所のホームページを見れば、粗大ごみの出し方が記載されています。
有料の場合は、所定の金融機関で料金を払って証明シールなどを貼っておいてください。
また、古いベッドマットレスやマットレスの中には重いものもあります。
さらに、大きなサイズのマットレスは軽くても持っていくのは大変でしょう。
ですから、高齢者や女性は無理をせずに便利屋などに「ごみ捨て場まで持っていって」と依頼してください。
最近では、「ちょっとしたことでもご依頼ください」という便利屋が増えています。
また、ごみ捨て場が小さい場合は出せるマットレスの数にも限りがあるのです。
マットレスは腐るものではありません。
「家族全員分のマットレスを処分したい」という場合は、ごみ捨て場の大きさに合わせて捨て方を工夫してください。
さらに、マットレスは持ち去られる危険があります。
持ち去られるだけならばまだよいのですが、どこかに不法投棄されては大変です。
あまり早い時間に出さないようにしましょう。
また、マットレスの表面に傷をつけたり水をかけておいたりしても、持ち去られる危険は少なくなります。
2-3.マットレスは分解できる?
節約アイデアを掲載しているサイトでは、「マットレスを分解すると、不燃ごみと燃えるごみとして捨てられる」と指南(しなん)しているところもあります。
確かに、マットレスを分解すれば、スプリングと布のかたまりになるでしょう。
また、「ごみ袋に入るものは、燃えるごみや不燃ごみとして処分します」という自治体もあります。
最近のマットレスの中には、スプリングがひとつひとつ不織布(ふしょくふ)で包まれて安全なものもあるのです。
ですから、根気さえあれば分解することも可能でしょう。
しかし、スプリングがむき出しで入っているものは、ニッパーなどでさらにスプリングを切る必要があるものもあります。
また、中途半端に分解すると余計に捨てにくくなるでしょう。
十分な時間と人手がある人以外は、無理をしてはいけません。
3.中古マットレスは売れるの?
中古のマットレスは、有名なメーカー製のもので使用期間が短ければ需要があります。
しかし、需要が限られていますから、街中のリサイクルショップでは引き取りを断られることもあるでしょう。
インターネットを検索すれば、中古のマットレスを買い取ってくれるお店は見つかります。
でも、遠方に住んでいる場合はマットを買い取ってもらおうにも、送料の方が高くなるかもしれません。
ですから、「家の近くに買い取ってくれる業者があれば、査定してもらおう」という気持ちくらいでのぞみましょう。