ポイントを押さえれば大丈夫! あなたに合ったテレビの選び方
1.視聴距離とサイズの関係性
テレビを購入する際に重要なのがサイズ。テレビのサイズを決めるポイントは部屋の広さと見るときの距離です。テレビの最適視聴距離はテレビの高さ×3~5倍が目安とされています。
ここでは、具体的に生活シーンに合わせたテレビの距離とサイズをご紹介。
1-1.大まかな決め方
普段家でソファーなどに座ってみる場合は40型ぐらいがいいでしょう。また、こたつやカーペットに座って見る場合は32型が目安です。近眼で家ではメガネを掛けない人は22型ぐらいで大丈夫。 また、小さい子どもが間近に寄って見てしまう場合も小さめのテレビでいいでしょう。
個室で見るだけ、賃貸住宅で重たい家具を持ちたくない人も中型以下の部屋のスペースを圧迫しないテレビがおススメです。
1-2.寝室や子ども部屋に置く
寝室・子ども部屋に置くなら29型以下がおススメ。6畳以下の寝室や子ども部屋などに置くなら小さめのサイズにしましょう。
1-3.ワンルーム・リビングに置く
ワンルーム・リビングに置くなら30V型~49V型がちょうどいいです。6~12畳ほどのワンルームやリビングなどの部屋なら中型ぐらいのほうが圧迫感を解消できます。 視聴距離が取れる間取りなら大きめのサイズでも大丈夫です。
12畳以上ある広々としたリビング・部屋なら大画面サイズの50型テレビを構えて大人数でも楽しむことができます。
1-4.目的に合わせて選ぶ
自分がテレビを使う目的がはっきりしていればその目的に合わせて選びましょう。
映画・スポーツ観戦が多いなら迫力重視で32型以上がおススメです。サッカーファンならフィールドを見渡せる上に精細な画面で選手の表情・背番号・ボールさばきを見ることができます。家族いっしょに見る場合も大きめの画面のほうが見やすいです。
ニュースが多い場合は20型など小さめで構いません。画面内の視線移動が少ないので目が楽です。
2.機能から選ぶ
2-1.ドラマやバラエティー番組をよく見る
連続ドラマを欠かさず見たい人、好きなバラエティー番組を見逃したくない場合は録画に関する機能を重視すると良いでしょう。
レコーダー内蔵のテレビもありますが外付けのレコーダーや手軽なUSBハードディスクなど豊富なレコーダーオプションを付けることが簡単なテレビがおススメです。
テレビを買うときに外付けのレコーダーやUSBハードディスクを付けるなら本体の端子数は必ず確認しておきましょう。
2-2.スポーツ番組をよく見る
スポーツ中継をよく見る人は「倍速駆動(倍速液晶)」を備えている機種がおススメ。
倍速駆動とは通常映像のコマ数が「毎秒60コマ」なのに対して「毎秒120コマ」にコマ数を引き上げる機能です。この処理は人物やカメラが激しく動く映像で発生しやすい残像を軽減することができます。
2-3.ゲームをしたい
テレビでゲームをしているとコントローラーなどで操作した動きとテレビの映像でタイムラグが生じる表示遅延が気になる人もいるでしょう。テレビには表示遅延を軽減するものがあります。
テレビの映像設定に表示遅延を軽減する機能を備えたテレビが各メーカーから出ているので、購入の際に店頭などで確認してみましょう。
2-4.インターネット・ネット動画を楽しみたい
テレビでYouTubeなどのネット動画を見たい人は、インターネット機能が充実したスマートテレビを選びましょう。
近年ではインターネット機能付きテレビが多く出ていますが、ネットへの接続方法は無線・有線の2種類があります。
有線LAN接続は配線など煩わしい部分もありますが比較的リーズナブル。配置位置などにこだわりがなければインターネット閲覧も無線に比べれば最適です。