子供用自転車の適切な買い替え時期は? 年齢別の推奨サイズも紹介!

1.子供用自転車を買い替える時期は?

まずは、子供用自転車の買い替えを検討するタイミングについてご紹介しましょう。

1-1.サイズが合わなくなったとき

「久しぶりに子供が自転車に乗ったら、自転車が小さく見えた」という経験がある人は多いでしょう。成長期の子供はわずか半年の間でも5cm以上背が伸びることもあるため、ついこの間までちょうどよいサイズだった自転車が、急に小さく見えることも珍しくありません。ペダルをこいだときにつま先が地面に引っ掛かったり、ひざがハンドルに当たったりするような自転車にそのまま乗っているのは非常に危険です。大きめなサイズの自転車に買い替えましょう。

1-2.好みが変わったとき

子供も成長とともに好みが変わっていきます。買ったときは好きだったキャラクターも、大きくなれば恥ずかしく感じるようになるでしょう。友達に指摘されて嫌がるようになる子供もいます。「まだ乗れるから」とそのままにしておくと、子供が自転車に乗らなくなってしまうこともあるのです。年齢に合ったデザインの自転車へ買い替えることも検討してあげましょう。

1-3.弟妹へのお下がりが必要になったとき

弟妹へのお下がりのタイミングに合わせて、自転車の買い替えを検討する家庭も少なくありません。少し小さくなってきた自転車を「来年も乗ろうと思えば乗ることができるが、下の子にお下がりとして回すなら今年のほうがよい」ということもあるでしょう。できるだけ自転車を有効利用できるように、タイミングを考えて買い替えるのがおすすめです。

2.推奨サイズを年齢別に紹介

子供用自転車の推奨サイズを年齢別にまとめると、以下のようになります。もちろん子供の身長によって変わるため、参考程度にするとよいでしょう。

2-1.年中~年長で16~20インチ

幼稚園年中くらいの年齢で初めて自転車を購入する家庭が多くなっています。推奨サイズは16・18・20インチあたりの自転車ですが、年中から年長の間で大幅に背が伸びて買い替えるケースも少なくありません。20インチになると大人の自転車に近づき、変速機つきやドロップハンドルタイプなどから選べるようになります。小学生になると一人で自転車に乗ることも増えるため、その練習のために年長で20インチの本格的な自転車を買い与えるのもよいでしょう。

2-2.小学1年生~3年生で20~24インチ

小学1年生~3年生ごろまでは、20・22・24インチの自転車に乗っているケースが多く見られます。身長があまり高くない子なら、3年生まで20インチで対応できる場合も珍しくありません。このくらいの年齢になると男女でも身長差が大きく出てくるため、年齢より身長でサイズを選んだほうがよいでしょう。

2-3.小学3年生~で24~26インチ

小学3年生以上になると、デザインの問題で自転車を買い替えるケースが増えてきます。「まだ乗れるサイズだが、デザインが子供っぽい」と子供自身が主張してくるようになるのです。メーカーにもよりますが、身長160cm前後まで乗れる26インチの自転車は多くのデザインがあるので、そのまま長く乗るつもりでデザインを選ぶことをおすすめします。