コスト削減! 後悔しない中古家電の選び方と確認すべきポイント
1.中古家電の選び方
引っ越しの際に、新居を探すのと同じくらいの慎重さが必要な家電製品選び。コストを抑える目的で、中古家電を購入する方が増えています。選ぶときのポイントをご紹介しましょう。
1-1.使用期間を考えて購入を
まず初めに、どのくらいの期間使用することを前提としているのかを考える必要があります。新品で家電製品を購入した場合の多くは、家電量販店による10年保証がついていることがほとんど。中古家電は、寿命までの年数が短く、保証がついていることはまれです。そうしたことを考慮して、使用期間を見据えた中古家電選びをしていきましょう。
1-2.送料や設置
中古家電が安いからといっても、意外と高くついてしまうのが送料です。家電量販店で新品を購入した場合には、送料無料で設置まで行うサービスがあります。中古家電にはそうしたサービスがないことが多く、送料で思わぬ出費となるケースも。また、設置を自分で行わなければならないなど、サービス面での不都合がある可能性を覚えておきましょう。
1-3.内部の汚れをチェック
外観ばかりに気をとられてしまい、チェックを怠りがちなのは内部。年式が新しくても、冷蔵庫や洗濯機などは毎日使われていたものです。外観がきれいでも内部には汚れが残っているケースもあります。
購入時には、こうした細かな部分にも目を配るようにしておきましょう。
2.中古家電を買う前に確認すべきポイント
引っ越しにかかる初期費用を抑えるため、中古家電を購入する方が増えています。安ければいいと安易に決めてしまうと、後悔することもあるかもしれません。
中古家電を買う前に確認すべきポイントを押さえて、失敗しない中古家電を選びましょう。
2-1.生活臭の有無
冷蔵庫や洗濯機などに染み付いている、生活臭の有無を確認することです。インターネットのオークションを利用する場合には確認できませんが、リサイクルショップで購入する場合はしっかり押さえておきたいポイントでしょう。
他人の匂いは意外と気になるものです。毎日使うものですので、特に注意しておきましょう。最近のリサイクルショップでは、きちんとメンテナンスやクリーニングを行っているようですが、匂いはしっかり確認が必要です。
2-2.消費電力の確認
年式が古いタイプほど、価格も安くなって購入しやすいと感じてしまいがちです。新製品は、省エネルギー設計になっていて、電気代が抑えられるメリットがあります。しかし、年式が古いタイプはかなりの電力を消費する可能性があることを覚えておきましょう。
家電製品は中古で安く手に入ったけれど、結果的に電気代が高くついてしまったという失敗につながってしまいます。
2-3.保証期間があるかどうか
最近のリサイクルショップの中には、中古家電でも保証期間をつけてくれる場合があります。新品とは違い、動作不良などを確認する時間が必要だからです。その期間として、6か月程度がつく場合があります。
保証期間の有無によって、購入直後に不具合が発生したときの修理費用などが削減できますので、事前に確認しておきましょう。
3.まとめ
いかがでしたか? コストを削減できる中古家電。購入時には、自分の使用期間を見据えた年式の確認や、消費電力まで視野に入れた中古家電探しをしたいものですね。
- 中古家電の選び方
- 中古家電を買う前に確認すべきポイント
確認すべきポイントをしっかり押さえて、後悔しない中古家電選びをしましょう。