ポモドーロテクニックって何? 汚部屋の掃除手順とテクニック!

1.汚部屋の掃除手順

1-1.道具を準備する

まずは掃除の前に必要な道具を調えましょう。必要な道具は部屋がどれほど汚れているのか、どのような汚れ方をしているのかによって変わってきます。たとえば、ほこりや生活ゴミなどで部屋が汚れているという場合には、ほこりを取りきるためにぞうきんが必要になるでしょう。洋服などが散らばり、ただ単純に部屋が散らかっているという場合には収納するための段ボールなどが活躍します。

メモなどに書き起こして、必要だと思うものをリストアップしましょう。以下のリストは用意しておくと便利な道具の一覧です。参考にしてみましょう。

  • 掃除機
  • ほうき
  • ちりとり
  • ぞうきん
  • バケツ
  • マスク
  • 手袋
  • ジャージ
  • ゴミ袋
  • 段ボール
  • ガムテープ
  • はさみ
  • カッター
  • マジック

掃除を行う際には汗をかきますし、部屋の汚れ具合によっては服が汚れる可能性があります。掃除を行う際には汚れても問題がなく、かつ動きやすい服装を選んで着るようにしましょう。

1-2.選別・処分する

道具をそろえ終わったら、次にすることはゴミとそうでないものの選別作業です。実はこの作業が一番重要といっても過言ではありません。

何回も部屋を掃除しているのにいつの間にか部屋が『汚部屋』になっているという方は、実のところものが多いことが原因ということが多いのです。ものが多いということはそれだけ新しいものが家に入ってきたとき、収納するスペースがないということ。ですから、ちょっとものが増えただけですぐに部屋が散らかってしまうのです。ものの量を減らすということは、後々に備える意味でも非常に重要となります。

多くの人が間違いやすいのですが、選別作業において『使う可能性がある』というものは、イコール『必要とならない可能性もある』ということ。それはつまり、現在あってもなくても問題がないことの証明です。選別作業時には、現在使っているか、あるいは季節によって必ず使うかどうかを基準に判別しましょう。

判別したら処分です。部屋を汚す原因のペットボトルや空き缶、お菓子の箱や袋、ハウスダストなどといったものは家庭ゴミとして捨てることができます。不用となった家具類は粗大ゴミ。テレビなどの家電リサイクル法が適用されるものは、リサイクル券を購入してリサイクルしましょう。絶対に不法投棄はやめてください。最悪の場合逮捕されますよ!

1-4.掃除する

部屋を埋めるものの量が減ったら、本格的な掃除の作業に入りましょう。

掃除の基本は部屋を換気することです。我々の目には見えませんが、空中には多くのチリが漂っているもの。このチリは人が歩くだけでも天井近くまで舞い上がることがあります。部屋を閉め切って掃除していると、せっかくほこりを取りきっても空中のほこりが積もってしまうのです。

ただし、例外もあります。ご自宅の前に大通りがとおっている場合です。ほこり……いわゆるハウスダストが発生する原因の一つとして粉じんや排ガスがあります。換気をしていても、昼間の交通量が多い時間帯にすると部屋の空気を汚してしまうでしょう。大通りに面しているご家庭では交通量の少ない象徴や深夜に掃除を行うようにしてください。

ただし、サイクロン式などの高性能掃除機の場合、排出された空気が非常にキレイです。掃除機の性能によっては、あえて換気をしないというのも一つの手でしょう。

また、掃除のセオリーその2として、『高いところから低いところへ』というものもあります。どういうことかといえば、タンスや本棚があったとすれば、上の方から掃除をしましょうということ。なぜかというと、キレイに拭き取っているつもりでも、目に見えないほこりが下に落ちるからです。つまり、下から上へ掃除を行うと、上でこぼれ落ちたほこりが下に積もってしまいますよね。先に床の掃除を行ってからタンスや本棚の掃除を行っても、結局ほこりが床に落ちるので2度手間になってしまうのです。

1-5.収納する

最後はしかるべき場所にものを収納する作業です。この収納を怠るとすぐに部屋が散らかっていきます。散らかった部屋ではほこりがたまりやすくなりますので『汚部屋』へ逆戻りです。しっかりと収納しましょう。

収納にもいくつかのコツがあります。最大のコツは『収納ボックスを利用する』というものです。

たとえば、押し入れをそのまま収納に使おうとすると、収納物の上に空白ができやすいはず。となれば、この空白部分は有効的に利用できていませんよね。収納ボックスを使えば、余りがちな収納物の上空部分もしっかりと有効利用できますよ。

2.取り入れると掃除が楽になるテクニックとは!?

2-1.分割法を取り入れる

分割法とはその名のとおり、掃除の箇所を分割する方法です。代表的な方法としては、部屋を4等分して1日に4分の1ずつ作業していくという方法。範囲が狭くなるので掃除の効率が上がるだけではなく、掃除にかける時間を減らせるので労力も減らすことができるでしょう。

2-2.ポモドーロテクニックを取り入れる

ポモドーロテクニックとはとある学生が勉強のために開発した時間管理術のことです。どのようなものかというと、実は非常に単純。『25分の作業』と『5分間の休憩』を交互に繰り返すというものです。

人間の集中力というのは意外と続かないもので、最長でも30分~1時間とされています。そこで、25分間ごとに5分の休憩を入れることで集中力と体力の消耗を抑え、なるべく長く作業を行おうというテクニックです

ポモドーロテクニックは勉強のために編み出されたものですが、ほかのことにも有用。もちろん、掃除にも役立ちますので、ぜひ取り入れてみましょう。

2-3.ながらテクニックを取り入れる

ながらテクニックとは、その名のとおり『何かをしながら作業を行う』というテクニックです。代表的なものとしては、音楽を聴きながらですとか、歌いながらというのが挙げられるでしょう。そのほかにも、ダンスをしながらというのも挙げられます。ダンスでステップを踏みながら掃除をすればダイエットにもなるので一石二鳥ですね。

この方法の優れたところは、本来つまらない作業である掃除に対する苦手意識を和らげてくれるという点。掃除が嫌いという方には特におすすめしたい方法です。

まとめ

いかがでしたか?

今回はお部屋を掃除する手順についてご紹介しました。

  • 汚部屋の掃除手順
  • 取り入れると掃除が楽になる方法とは!?

部屋をキレイな状態にたもつ上で一番大切なことは何か。そのことについて考えると、結局のところ重要なのは『ものをため込まないようにすること』と『こまめな掃除』に尽きます。今回の記事を参考に部屋をキレイにしても、すぐに汚部屋に逆戻りしては台無しです。必ず『ものをため込まないようにすること』と『こまめな掃除』を行うようにしてくださいね。