片付け嫌いな方必見! 汚部屋が及ぼす5つの悪影響とは?

1.部屋が汚れていることによる悪影響

1-1.害虫が発生する

真っ先に挙げられる悪影響といえば、やはり害虫が発生することでしょう。誰しもが1度は目にし、そして誰しもが嫌悪する害虫……ゴキブリ。彼らはホコリなどをエサにすることもあるため、散らかってホコリのたまった部屋にわきやすくなるのです。

また、近年皆が利用している通販。便利なので頻繁に使っている方も多いでしょう。その際、段ボールが大量に発生するはず。部屋に段ボールを置きっ放しという人も少なくないでしょう。しかし、段ボールは『紙魚(しみ)』と呼ばれる害虫のエサになります。しばらく放置した段ボールの中にウジ虫の抜け殻のようなものがあれば、それは紙魚(しみ)の抜け殻か死がいです。

この紙魚(しみ)というのは日の光が苦手で暗いところにいます。そのため、昼間はあまり目にすることはありません。しかし、夜に寝た後でこっそりと活動を始め、アナタの寝ている枕元を移動しているのです。

害虫による被害を受けたくないのなら、部屋はキレイにしておくべきでしょう。

1-2.健康に悪い

散らかった部屋というのは障害物が多くなります。障害物が多くなるということは、ホコリがたまりやすくなるということです。

ホコリは歩くだけでも人の顔の高さにまで舞い上がります。そして、そのホコリの中には有害なアレルゲンがたくさん含まれているのです。場合によってはアレルギーやぜん息を引き起こすでしょう。

特に怖いのは小さなお子様がいる場合です。歩くだけで大人の口の高さにまで舞い上がるということは、背が低い子供の場合はよりその影響を受けるということ。ぜん息などの原因となりますから、より一層掃除をしておかなければいけません。

1-3.体が臭くなる

自分の臭いというのはなかなか気がつくことができません。分かりやすい例でいえば、トイレの臭いが挙げられるでしょう。自分がトイレに入っているときには気にならないのに、他人が入った後の臭いは非常に臭いますよね。また、口臭や体臭も自分では気がつけません。

これは、自分が慣れてしまっているからです。つまり、部屋が汚れて臭くなっていても、自分では気がつけないということ。自分では臭わないと思っていても、周りからは『臭い人』と思われている可能性もあり得ますよ。

1-4.友人や恋人に不潔な人だと思われる

部屋が片付いていない状態だと、友人や恋人を呼びづらくなるというデメリットがあります。そして、部屋が汚いことを知られれば、不潔な人と思われて相手に嫌われてしまうかも知れません。

1-5.使いたいときに使えない

散らかった『汚部屋』では、どこに何があるのかが分からなくなってしまいます。自分では分かってるから大丈夫……なんて思っているかも知れません。しかし、それは『使用頻度が高いものの場所を覚えている』に過ぎないのです。

携帯電話や手帳、化粧ポーチ等々、普段使うものは適当に置いていても忘れないもの。しかし、めったに使わないものの場合、見つけづらくなってしまうのです。

たとえば、漫画本を例に挙げてみましょう。漫画本は基本的に1度読めばしばらくは読みませんよね。仮に半年後にまた読みたくなって1巻から読み直し始めたとしましょう。本棚にしっかりと置いておけば探す必要はありませんが、トイレや勉強机の脇、テレビの前……など、さまざまな場所へ置いたままにしていた場合、何巻がどの場所に置いてあったかを覚えていることはまずあり得ません。結局、探すのに時間がかかり、要らぬ手間がかかることでしょう。

2.汚部屋の片付け方

2-1.選別する

まずはゴミとそうでないものを選別しましょう。この作業でしっかりとものを減らしておかないと、結局ものがあまり減らないという結果になってしまいます。

また、無理やり収納して片付けても、ものが多いため、何かを買ったりするとしまう場所がありません。結果、すぐにあふれて散らかってしまうでしょう。

2-2.処分する

選別して不要と判断したものを処分しましょう。冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンは粗大ゴミとして捨てられないので、自治体ごとの処分法をしっかりと確認しておいてくださいね。

2-3.分類する

処分が終わったら、必要なものの分類を行いましょう。たとえば、漫画や小説、ゲームソフトなどは本棚類。服や帽子、バッグは服飾類などです。

分類をおろそかにしておくと、どこに何が収納してあるのかが分かりづらく、後々使いづらくなってしまいます。簡単にでも良いので、必ず行っておきましょう。

2-4.収納(片付け)する

分類が終わったら、後は片付けるだけです。片付けを行う際には、頻繁に使うものをなるべく使いやすい位置へ置くように心がけましょう。たとえば、夏服はこれから着なくなりますから奥に。秋服や冬服は手前側といったようにです。

また、掃除道具も頻繁に使うことになりますから、取り出しやすい位置に置くようにしましょう。