ベッドと布団のメリット・デメリットについて~比較して選ぼう!~

1.ベッドのメリット・デメリット

昔ながらの寝具は布団でしたが、最近はベッドを使う人が増えてきました。
ベッドは場所をとると思いがちですが、さまざまなタイプのベッドがあります。
そこで、ベッドのメリットやデメリットについて説明していきましょう。
どっちかで迷っている人はぜひチェックしてください。

1‐1.部屋の間取りや広さによって選べる

ある程度のスペースをとってしまうベッドですが、部屋の間取りや広さによって自由に選ぶことができます。
最近では、収納つきのベッド、デスクや本棚が一緒になっているタイプなど一石二鳥になるデザインがたくさん出てきているのです。
クローゼットなど収納スペースがたりない人は、収納つきのベッドを選んでみてはいかがでしょうか。
また、狭いワンルームでも折りたたみ式のベッドなら安心です。折りたたみ式ならスペースを確保したうえでベッドを置くことができます。
さらに、ソファーとベッド両方の機能をかねそなえているタイプもあるのでぜひチェックしてください。
以上のようなベッドを選び、自分の部屋の間取りや広さにぴったりなものを使いましょう。

1‐2.布団よりも寝起きが簡単

ベッドのメリットは、布団よりも寝起きが簡単な点です。
布団は床にしきますが、ベッドは床よりも数cm高いところで寝ます。
布団よりも高さがあるため、寝起きがとても簡単です。
特に、膝や腰を痛めている人はベッドのほうが良いでしょう。デスクワークをしている人は腰痛になりやすいので、ベッドで寝たほうが楽になります。
また、睡眠中、埃(ほこり)の対策にもなるでしょう。
一般的に、埃(ほこり)は床から30cmのところにまっていると言われています。布団で寝ると顔の高さがちょうど30cmになるのです。
一方、ベッドの場合はほとんど床から30cm以上の高さがあります。よって、埃(ほこり)の少ない環境で寝ることができるでしょう。

1‐3.ベッドのデメリットとは

快適に感じるベッドでもデメリットはあります。
ワンルームにおいてベッドはフリースペースがなくなるものです。十分な広さを確保しなければベッドを置くことはできません。
フリースペースを確保しつつ、ベッドを置くには折りたたみ式や収納つきのベッドで解決しましょう。
また、ベッドの下にスペースがある場合、掃除がしにくいデメリットが生まれます。ベッドの下は埃(ほこり)や汚れがたまりやすく、掃除しにくいデメリットもあるのでやっかいです。
簡単に動かすことができないベッドほど掃除が大変になるでしょう。
さらに、長く使えば使うほどスプリングやきしむ音が気になり始めます。安いベッドは音が目立つので注意しなければなりません。
ベッド選びで失敗しないためにも、デメリットを把握しておきましょう。

2.布団のメリット・デメリット

2‐1.掃除のしやすさと睡眠スペースの確保

昔ながらの睡眠アイテムである「布団」にもメリットがあります。
布団の主なメリットは、“掃除のしやすさ”です。
布団は自分たちで簡単に折りたたむことができます。
よって、天気の良い日は天日干しができるでしょう。良い天気で干した布団はとても気持ち良い匂いがしますよね。
布団の中にひそんでいるダニやノミも退治できるでしょう。
さらに、“睡眠スペースが確保できる”メリットもあります。
狭いワンルームでも布団をしくだけで睡眠スペースが確保でき、布団を折りたためばフリースペースに生まれ変わるのです。
自由にスペースが確保できるのもメリットの1つになります。自分の好きなところに布団がしけるのも大きいメリットです。

2‐2.布団の収納場所が必要、出し入れが大変

布団のデメリットは「布団の収納場所が必要になること」です。
部屋に置きっぱなしでは埃(ほこり)がたまってしまいます。
埃(ほこり)はハウスダストの発生、アレルギー症状にまでおよぶので注意してください。よって、布団を使った後は必ず収納することが大切です。
布団を収納する場所を確保しなければなりません。
また、布団を収納場所から出してしまう作業が大変になるでしょう。
重たい布団を毎日運ばなければならないため、腰を痛めてしまう恐れもあります。
疲れて帰ってきても、酔っぱらって家に帰っても布団の出し入れが必要です。
毎日面倒に感じる人はベッドのほうが良いでしょう。