温まらない!電子レンジが故障する原因と対処法を紹介します!
1.電子レンジが故障する原因は?
電子レンジの故障で最も起こりやすい症状が、温められなくなることです。電子レンジ内のマグネトロンという装置が故障すると、食品を温める能力を失い機能しなくなってしまいます。また、途中で止まる症状も、故障の一歩手前と考えていいでしょう。では、なぜ電子レンジは故障してしまうのでしょうか? 故障する原因は3つ考えられます。
1-1.電子レンジの間違った使い方
最近は、火を使わずに調理ができる手軽さから、電子レンジだけで料理をする人が増えてきました。しかし、電子レンジの使用には、注意しなければいけないこともたくさんあります。中には、発火や爆発の危険もあるのです。少量の野菜を加熱すると、発火や焦げの原因になります。
金属の皿、アルミホイルの加熱は火花が散り危険です。長時間、継続して使用すると、放電し火災を起こす恐れもあるでしょう。熱に弱いプラスチック容器を使うと変形します。このように、間違った使い方をすると電子レンジが故障する原因になるのです。
1-2.お手入れ不足
電子レンジは、調理法に合ったお手入れをこまめに行う必要があります。庫内に、食品の焦げやカスが残っていると、発火や爆発の危険もあるのです。お手入れを行わないまま使うと、庫内の温度が上がり、放電を引き起こします。
1-3.電子レンジの寿命
製造から5年以上経(た)った電子レンジが不調の場合、寿命が近くなっている可能性があります。
電子レンジの寿命は8年と言われていました。しかし、年々、多機能になった電子レンジは、使用頻度や調理法により、わずか2、3年で故障してしまうケースも増えています。また、電子レンジの部品の保有期間が5年程度と短くなってきており、修理したくてもも部品が手に入らないケースもあるのです。
2.電子レンジが不調になったときの対処法
不調になった電子レンジはどうしたらいいでしょうか?対処法をご紹介します。
2-1.お手入れしてみる
電子レンジから異音や、煙が出る場合、お手入れ不足が考えられます。庫内に食品のカスや焦げがないかチェックしてみましょう。電子レンジ内に油汚れや焦げがある場合、重曹水を含んだふきんで拭いてみてください。アルカリ性の重曹は、酸性の焦げや油汚れを落とすのに最適です。お手入れをしても、症状が良くならない場合は、電子レンジの故障が考えられます。
2-2.修理に出す
高価な電子レンジが故障した場合、修理をおススメします。メーカー保証期間内であれば、無料で修理してもらえるでしょう。保証期間が過ぎている場合は有料修理です。製造日から5年~8年たった電子レンジは寿命が近く、修理してもすぐに動かなくなる可能性があります。電子レンジの修理費用は、1万5000円~2万円ほどかかるのが一般的です。
2-3.買い換える
製造日から5年以上のものや、安く購入したものは、新しく買い替えを検討したほうがお得でしょう。 シンプルな機能の電子レンジなら安価で購入できるようになりました。これを機会に、新しいものに買い替えるというのも一つの方法です。