家具処分の常識！絶対に知っておきたいリサイクルショップの選び方！
3．家具を売りたい、リサイクルしたい
この項では、家具の売り先やリサイクル方法をご紹介します。
3-1．ネットオークションで売る
ネットオークションに出品するメリットは、高く売れる場合があるところです。ネットオークションは、国内外からさまざまなユーザーがアクセスしています。自分が要らない家具でも誰かにとっては、”価値のあるもの”として高い金額で購入してもらえる可能性があるのです。出品する際にはトラブルを避けるために商品の状態は細かく記載してください。ネットオークションを利用するデメリットは、出品から取り引き・こん包・配送まで自分で行わなくてはならないところでしょう。いつ落札されるかも分からないため、すぐに処分したい場合にも向いていません。オークションでは大型家具の入札は少ないです。時間がない方はほかの方法を検討してみましょう。
3-2．不用品回収業者の買い取りサービスを利用する
不用品回収業者では、不用品を回収するだけではなく買い取りサービスを行う業者も多いです。不用品回収業者に依頼すれば、回収と買い取りを同時に依頼することができます。手間が1度で済み、搬出・運搬の必要もありません。処分したい家具が複数ある場合は、買い取りした家具の料金と回収費用を相殺することも可能です。家具の処分費用を安く抑え、時間や手間を省くことができます。
3-3．リサイクルショップに買い取ってもらう
買い取った家具を再販（リセール）するリサイクルショップでは、買い取りに力を入れているお店が多いでしょう。リサイクルショップの買い取りは、店頭へ持ち込んで査定してもらう方法が一般的です。しかし、ほとんどのリサイクルショップで、大型の家具や家電に限り、出張査定のサービスを行っています。買い取りする家具の条件は、業者によってさまざまです。目安として購入から10年以内の家具が買い取り対象になります。不用品回収業者と同様、搬出や運搬の必要はありません。家具を手軽に買い取りしてもらう方法です。
4．家具の買い取り～業者の選び方～
不要になった家具とはいえ、少しでも高く買い取りしてもらえればうれしいですよね。この項では家具の買い取り業者を選ぶポイントについてご紹介します。
4-1．買い取りを業者に依頼するメリット
家具の買い取りを不用品回収業者に依頼する一番のメリットは、手間と時間がかからないことです。搬出や運搬の必要がなく、費用や手間がかかる家具の処分を、電話1本で済ませることができます。家具だけではなく、要らなくなった不用品もまとめて査定可能です。買い取りできなかった家具も、ものによっては無料で回収してくれるケースもあります。処分に悩んでいた家具も、買い取りしてもらえれば手放しやすいですよね。買い取りされた家具は、リセール（再販）され、店頭に並びます。再販する場所を持っている家具買い取り業者は、買い取りに積極的です。査定額が高く、ほかの業者では買い取らないものも査定してもらえる可能性が十分あります。
4-2．家具の買い取り業者の選び方
家具を少しでも高く買い取ってもらいたいと思ったら、業者選びが重要です。安易に決めてしまうと、二束三文で買い取りされることもあるでしょう。また、近年、不用品買い取り業者と消費者によるトラブルも多く報告されています。トラブルを未然に防ぐためにも、業者選びは慎重に行ってください。
【買い取り業者を選ぶポイント】
- 家具の買い取りを専門にしている業者を選ぶ
- 買い取り査定価格が高い業者
- 出張査定が無料
- 回収も行う業者を選ぶ
- 古物商の許可があること
家具の買い取りを専門に行う業者を選べば、目利きの査定人がいるはずです。特にブランド家具やアンティーク家具を売却したいと考えている方は、価値を適正に見極めてくれる業者に依頼しましょう。買い取り査定では、2～3社に相見積もりを取ってもらい、一番査定額が高い業者に依頼してください。査定を依頼する際には出張費が無料の業者を選びます。また、家庭にある不用品や家具を買い取るには、古物商の許可が必要です。きちんと自治体の許可を得て営業しているか、買い取りするリサイクルショップや不用品回収業者のホームページなどで確認しましょう。
4-3．家具の買い取り相場について
家具の買い取り相場は、家具の状態や、業者によって大きく異なるでしょう。一部のデザイナー家具を除いて、1000円～数万円ほどが買い取りの相場です。大体、購入価格の10%～20%と言われています。粗大ごみで費用をかけて処分するよりはよっぽどお得です。ダイニングテーブルなどは椅子もセットで処分したほうが査定額が高くなるでしょう。ほかにも、要らなくなった家具や不用品をまとめて査定することで、値段が付かない家具も買い取りしてもらえることがあります。家具の買い取りは、1つの業者にまとめて依頼しましょう。
4-4．業者に買い取り依頼する方法～流れ～
買い取りの流れをご案内します。
- 家具の買い取りを電話やホームページから依頼する
↓ - 見積日を打ち合わせ
↓ - 見積日に自宅まで査定に来る
↓ - 査定を行う
↓ - 金額に納得したら引き取り日の打ち合わせ
（当日行う場合もあります）
↓ - 引き取り日に現金で支払い
業者に依頼する流れは、上記のようになります。かかる手間は業者に依頼するときの電話だけです。査定終了～引き取りまで業者が行います。買い取り業者の時間に余裕があれば、依頼→見積もり→査定→引き取りまでを当日済ませることも可能です。引っ越し繁盛期は、査定まで1週間ほどかかる場合もあるでしょう。買い取りしてもらいたい家具があるときは前もって予約しておくと安心です。
4-5．買い取り業者を利用する際の注意点
【家具を持ち込むときは注意する】
リサイクルショップへは、家具をいきなり持ち込むことは避けましょう。買い取ってもらえなかった場合、持ち帰らなくてはいけません。店舗に持ち込みすることは、労力と時間を使い、非常に効率が悪いです。家具の買い取りは出張査定を利用しましょう。
【悪質な業者は避けよう】
不用品回収業者やリサイクルショップでは、買い取り査定したあと、運搬費を請求する悪質な業者も存在します。査定を依頼するときは、出張費が無料か、そのほかの費用がかからないかなど料金に関して細かく確認してください。家具の回収・買い取りトラブルは、トラック1台で”無料回収”を謳（うた）う業者に多く注意が必要です。悪質な業者とのトラブルを避けるためにも、”安易に利用しないこと””信頼できる業者を選ぶ”ことを心がけましょう。
