コツを押さえて効率的に! 引越し時の荷造りを楽にしよう
1.引越しの準備をする
引越しをするときはきちんと準備することが重要。この項目でしっかり確認しておきましょう。
1-1.引越しの方法を決める
転居する日が決まったら引越し方法を決めます。自分たちでやるのか業者に依頼するのか。予算や運ぶものから考えましょう。引越し業者に依頼すれば段ボールなどのこん包資材をサービスでもらえることが多いです。
荷造りはテキパキ作業できるのであれば2週間前。のんびりしたいなら3週間前が目安です。少なくとも2~3日前にはこん包作業を終えたいところ。
こん包作業の兼ね合いがあるため、業者に依頼する場合は早めに依頼しましょう。
1-2.片付けの順番を決める
効率よく片付けをするため順番を決めます。季節もの・めったに使わないもの・時々使うもの・よく使うもの・毎日使うものの順番で片付けましょう。
片付ける順番を間違えると日常生活に支障が出てきます。日常生活で使うブラシや調理器具から片付けると不便です。
1-3.段ボールの置く場所を確保する
適当に片付けると部屋のスペースが圧迫されてしまいます。片付けた段ボールなどは一定のスペースに置きましょう。
家や部屋にある大きな場所を置き場にします。片付けを効率よく行うためにしっかり場所を確保しましょう。
2.荷造りのコツ
荷作りをするためには、準備するものやコツが必要不可欠。この項目でしっかりとチェックしておきましょう。
2-1.荷造り時に準備したいもの
荷作りのときは以下のものをしっかり用意します。
- 段ボール
- ガムテープ
- 荷造り用のヒモ(ビニールテープなど)
- フェルトペン
- 新聞紙などの緩衝材
- 雑巾
- 軍手
- ドライバー・ハンマーなどの工具
- 掃除道具
- はさみ
- カッター
- 輪ゴム
道具がなくていちいち用意していては効率が悪いです。事前にしっかりと用意しましょう。
2-2.割れ物は緩衝材で包む
皿やグラスは緩衝材で包むようにします。また、緩衝材が無ければ新聞紙などでOKです。また、皿を段ボールなどに入れるときは縦で入れるようにしましょう。
足のあるグラスは、しっかりと緩衝材で巻きます。脚の部分をグラスの飲み口と同じ太さにしましょう。
割れ物を入れた段ボールを閉じた後、箱に必ず「ワレモノ」と書きます。
2-3.ボックス等のまま荷作りをする
収納ボックスに衣服やおもちゃ等を入れている方も多いでしょう。収納ボックスにものを詰めたまま引越しをしても大丈夫です。収納ボックスの中身がスカスカの場合は、緩衝材などで埋めておきましょう。帽子や靴など型崩れしやすいものでも大丈夫です。
しかし、プラモデルや皿など壊れやすいもの・割れやすいものはNG。また、電化製品などもおすすめしません。緩衝材を入れても重さで動いてしまい傷付きます。
一番入れたくないのは書籍・雑誌類。書籍類はかさ張ると非常に重くなります。そのため、衣装ケースだと高確率で壊れてしまうでしょう。書籍を運びたい場合は段ボールや専用の書籍ケースを用意します。
2-4.布団類の荷造り
布団類は軽い順に積み重ねましょう。また、布団をそのまま運んでしまうと荷物になってしまいます。
布団を荷作りする場合は、圧縮袋などを使いましょう。最近ではスーパーでも簡単に手に入ります。非常に便利なので活用してみてください。
また、布団を緩衝材代わりに使う人もいますが止めましょう。布団の圧迫感で割れてしまいます。
2-5.調理器具の荷造り
スプーン・フォークは輪ゴムなどでまとめましょう。調理器具は新居でもすぐに使うものです。段ボールにもマジックなどで「調理器具」としっかり書きましょう。
また、段ボールには大きな器具から入れるのがポイント。鍋などに小さな調理器具を入れると効率的です。
包丁などを詰めるときは注意が必要。刃物など危険なものは段ボールなど厚い紙で包んでおきましょう。また、段ボール内でも落ちたり移動したりしないように固定しておくのを忘れずに。調味料など中身が残っているものもフタをしっかり閉めてから詰めましょう。また、転倒しないように固定しておくのが重要です。
2-6.本の詰め方
本は荷作りをする中でも重たくなるもののひとつ。なるべく小さい段ボールに詰めるようにしましょう。
適切な段ボールが無い場合は、本専用の収納ケースなどを活用します。収納ケースは引越し先でも使うことができるものを使いましょう。
2-7.家電などの電子機器
パソコン・テレビ・オーディオなどの家電は、購入したときの箱に詰めます。箱がない場合は、段ボールなどに詰めて緩衝材を敷き詰めましょう。また、石油ストーブなどはそのまま運ばないようにします。中身を必ず空にしましょう。
家電などを段ボールなどに入れた後、箱に必ず「コワレモノ」と書くようにします。
2-8.洗濯機の注意点
洗濯機を新居でも使い続ける場合は、いくつか注意する点を覚えておきましょう。
まず、現在使っている洗濯機が新居でも使えるのか確認します。特に、部屋のサイズが小さくなる場合は注意しましょう。
スペースの確認ができれば水抜きをします。汚れていいタオルやタライを用意してから蛇口を閉めましょう。そして、ドライコースで1分ほど動かして電源をオフにします。
さらに、蛇口を外して残った水を捨てていきましょう。洗濯機の電源を入れて脱水コースで動かします。脱水が終わったら構内を拭いて終了です。