正しい家電の処分・回収方法をご紹介!効率的に処分するための知識

3.家電リサイクル法対象品目の処分方法

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンと家電リサイクル法の対象になっている家電は処分方法が決まっています。処分方法は販売店・メーカー・回収業者の3つになるでしょう。それぞれの方法について詳しく説明します。

3-1.販売店による下取り・引き取り

購入した販売店では、要らなくなった家電の下取り・引き取りをおこなっています。引き取りをした後は製造業者に引き渡すシステムです。ただし、家電の引き取りは無料ではありません。下取りの場合は購入する家電の販売価格から差し引いてくれるでしょう。家電の引き取りを販売店に依頼する前に、料金をきちんと確認してください。

3-2.メーカーによる下取り・引き取り

直接、メーカーに連絡して下取り・引き取りをしてもらう方法もあります。メーカーに依頼する場合、収集運搬料金および家電リサイクルの料金が必要になるでしょう。家電リサイクル料金とは、家電の廃棄に必要なお金です。家電メーカーによってリサイクル料金は異なるため、必ず確認してください。また、メーカーに依頼する際は家電リサイクル券を購入しなければなりません。郵便局で支払った後、自分たちで収集場所まで運ぶ必要があります。

3-3.家電の回収業者による引き取り

販売店・メーカーのほかにもう1つ、家電の回収業者による引き取りがあります。家電の回収業者に依頼すれば、すぐに処分してもらえるので最も簡単な電化製品の処分方法になるでしょう。家電リサイクルの持ち込みから出張回収までさまざまな処分方法があります。指定場所まで運ばずとも自宅にやってきてくれるのはうれしいですよね。

3-4.それぞれのメリット・デメリット

家電リサイクルの引き取りには3つの方法があります。自分の状況に合った方法を選んで家電を処分してください。急いで処分したい場合はすぐに引き取りができる業者がベストでしょう。買い替えを検討している人は販売店での引き取りがお得です。また、処分する家電が壊れていないなら買取に出す方法もあるでしょう。処分方法をいくつか把握しておくと、それぞれのメリット・デメリットをふまえながら選択できます。

4.家電リサイクルショップを利用する方法

壊れていない家電は買取に出したほうがお得でしょう。まだ、使えるのに処分するのはもったいないことです。そこで、家電リサイクルショップを利用する方法について紹介します。

4-1.家電の買取をしてくれるところ

家電を取り扱っているリサイクルショップなら買取をしてくれます。街中にあるリサイクルショップ、大手の中古品ショップなどたくさん存在しているでしょう。高価買取を期待したい人は、家電を中心に取り扱っているリサイクルショップを利用してください。知識や経験が豊富なので適正価格で買取してくれますよ。

4-2.家電をリセールする場合

再販売の意味であるリセールは、環境にやさしい取り組みです。使用していた家電を欲しがっている人に譲ることができます。家電をリセールする場合は、事前に掃除をしてキレイにしておきましょう。ある程度キレイにするだけでも買取価格がアップしますよ。

4-3.家電リサイクルショップを利用するメリット・デメリット

家電リサイクルショップを利用する大きなメリットは、「処分費用がかからないこと」です。売ることができるので費用ゼロで処分できます。ただし、壊れていない、まだ使える家電だけ買取可能です。壊れている家電は買取ができません。また、リサイクルショップに直接持ち込みをしなければならないでしょう。