正しい家電の処分・回収方法をご紹介!効率的に処分するための知識
5.不用品回収業者を利用する方法
家電リサイクルショップのほかにも不用品回収業者を利用する方法があります。不用品回収業者で回収できる家電や家電の引き取りに必要な料金まで、幅広く説明していきましょう。
5-1.回収できる家電
不用品回収業者で回収できる家電はさまざまです。再利用できる家電はもちろん、壊れている家電でも回収できます。家電リサイクル法の対象になっているテレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの家電から不用品まで引き取り可能です。回収できる家電は業者によって異なるため、ホームページや電話で確認したほうがいいでしょう。
5-2.業者選びのポイント
全国各地に不用品回収業者は存在しています。中には不正をはたらく悪徳業者もいるので、業者選びは慎重にしなければなりません。業者選びの主なポイントとしては「スタッフの対応」「見積書」「サービス内容」の3点になるでしょう。丁寧に対応してくれるか、見積書は細かく記載しているか、サービス内容は充実しているかどうか1つずつ確認してください。適当に受け答えをするような業者は悪徳業者の可能性が高いです。
5-3.不用品回収業者を利用するメリット
不用品回収業者を利用するメリットは「素早く処分できること」です。自治体では回収日まで待たなければなりません。また、リサイクルショップではわざわざ家電をお店まで運ぶ必要があります。一方、不用品回収業者は電話をすればすぐに自宅へ回収しにきてくれるのです。365日年中無休の業者ではいつでも対応可能になっています。自分が好きなときに処分できるのはとてもありがたいですね。
5-4.回収に必要な料金
家電の回収には料金がいくらかかかります。業者によって料金設定は異なりますが、およそ3,000円~5,000円が必要になるでしょう。ただし、買取できる家電は回収料金がかかりません。よって、壊れていない家電類は買取に出してください。買取できるかどうかは業者に尋ねてみるといいですよ。
5-5.回収方法
業者によって家電の回収方法はさまざまです。主な方法としては出張買取と持ち込み買取の2つがあります。宅配で送る宅配買取もありますが、大型家電の場合は難しいです。出張買取では直接自宅までスタッフがきてくれます。出張買取可能エリア内であれば利用できるでしょう。そして、持ち込み買取は直接お店まで持ち込む方法です。自分に合った方法で回収を依頼してください。
5-6.家電の無料回収業者について
家電を無料で回収している業者があります。「無料」という言葉は魅力的ですが、悪徳業者の可能性が高いです。家電の廃棄が無料でもきちんと無料になっている「理由」を明確にしている業者は安心できます。しかし、何の理由もなしに無料回収といっている業者には依頼しないでください。無料回収業者の場合、国や自治体から許可を得ているかどうか、無料の理由を明確に提示しているかどうか確認しなければなりません。
6.家電の廃棄方法にかんしてよくある質問
電化製品の廃棄方法や廃棄料金にかんして、さまざまな質問が寄せられています。初めて家電を処分する人にとっては不安と疑問でいっぱいになっていることでしょう。そこで、よくある質問を5つ紹介していきます。
6-1.見積もりは無料?
業者のホームページから無料見積もりが利用できます。とりあえず、家電の買取価格が知りたい人はぜひ無料見積もりを利用してください。名前や住所、電話番号、査定に出したい家電の詳細を記入するだけで簡単な査定額がわかります。
6-2.古い家電でも買取可能?
買取できる家電は製造年月が大きなポイントになります。製造年月から10年以上経過している家電は、ほとんどの業者・リサイクルショップで買取できないでしょう。製造3年~6年以内のものが買取対象になるケースが多いですね。
6-3.業者とのトラブルを回避するには?
近年、業者とのトラブルが増えています。トラブルを回避するには、すぐに依頼する業者を決めないことです。時間がないからとすぐに決めてしまえば悪徳業者に引っかかる可能性があります。最低でも3社~4社のサービス内容や見積書を比較して選んでくださいね。
6-4.土日・祝日でも業者に依頼できる?
365日営業している業者なら、土日・祝日でも依頼できます。すぐに処分したいときはリサイクルショップや自治体で処分するよりも業者に依頼したほうが効率的です。
6-5.査定にお金は必要?
査定にお金がかかるのでは、査定を依頼すれば必ず契約しないといけないのか…など不安に思っている人は多いでしょう。優良業者は無料で査定をおこない、契約するかどうかはすべて依頼主に任せています。しかし、悪徳業者は契約をせまってくるため、信用できる業者を選んでください。
まとめ
いかがでしたか?効率的に家電を処分するためにも、家電リサイクル法や正しい処分方法を把握しておかなければなりません。間違った処分法は環境破壊につながります。また、悪徳業者に引っかかりやすくなるでしょう。きちんと基礎知識を身につけておけばトラブルを回避できますよ。そして、自分の状況に合った方法で家電を処分してください。