ソファーの選び方を徹底解説! 購入前の確認事項もチェックしよう!
3.失敗しないソファーの選び方
ここでは、失敗しないソファーの選び方を解説します。
3-1.シチュエーション別で選ぶ
最初に、ソファーを使用する目的をハッキリさせることが大事だとお伝えしましたが、それと同じでシチュエーション別で選ぶことも大事なポイントです。たとえば、1人暮らし・小さな子どもがいる家庭・腰痛やダニアレルギーの心配がある場合など、家庭によってさまざまなシチュエーションがあると思います。ソファーを購入する目的と合わせて、シチュエーションもきちんと踏まえてベストな種類を選ばなければなりません。どのようなシチュエーションでソファーを使うのか考えてから購入してください。
3-2.色選びも重要なポイント
ソファーの色選びを慎重にしなければ、購入後に失敗してしまう恐れがあるので要注意です。たとえば、部屋全体のデザインやカラーを考えずにソファー単体で色を選んでしまうと、いざ室内に設置した際に部屋全体と合わなくなってしまいます。ソファーの色を選ぶ際は、カーテンとラグとのバランスを考えてください。たとえば、ソファーを窓際に置く場合、カーテンと接触することになります。カーテンとの相性が悪くなると居心地の悪い空間になってしまうので注意が必要です。カーテンとラグの色に合わせれば、部屋全体のデザインともマッチするでしょう。
3-3.ほかの家具と合わせる
ソファー選びで失敗しないためには、ほかの家具と合わせるように選ぶことも大切です。テーブルと並べてソファーを置く場合、テーブルとソファーのデザインがまったく違う感じになってしまうと全体の雰囲気にバラツキが出てきてしまいます。たとえば、ダイニングテーブルとソファーを合わせる場合、ダイニングテーブルとの高さを調節したり、硬めのソファーにしたりするのが理想です。このように、どこでソファーを使うかによって選び方にも違いが生まれます。
3-4.できればテイストも要チェック!
理想にぴったりのソファーを選ぶためにも、できればテイストもチェックしておきたいポイントです。主なテイストとしては、北欧風・ナチュラル風・モダンインテリアの3つがあります。北欧風は木の素材感を生かすタイプですので、色味をしっかりと取り入れていくことが大事です。木勢の肘つきソファーとの相性が抜群で、部屋のメインにもできるでしょう。ナチュラル風も木の素材感を大事にするタイプですが、どちらかというと少し淡い色味のほうが似合います。モダンインテリアはクールなテイストが多く、色味のアクセントとして取り入れるとオシャレにまとまるでしょう。
4.ソファーの選び方に関してよくある質問
ソファーの選び方に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.忘れがちな購入前の確認事項は?
A.搬入経路の確認です。ソファー選びに注目しがちで、搬入経路まで手回しできなかったという失敗例があります。どこからどうやって部屋に搬入するのか、事前にチェックしておかなければなりません。主に、以下のポイントをチェックしてください。
- 玄関・室内ドアを通ることができそうか
- 万が一のときは窓から搬入できるか
- 階段の踊り場で回転できるか
- エレベーターで運ぶことができるか
特にハイバックソファーは背もたれと座る部分が分割してこん包しにくい傾向があるため、入念に搬入経路をチェックしておかなければなりません。
Q.ソファーの設置場所で注意しておきたいことは?
A.テーブルの距離やソファー周りの通路に要注意です。ソファーとテーブルの距離は30cm以上が目安だといわれています。座りながらテーブルを使うことになるため、ゆとりがなければソファーに座ることができません。また、ソファーとテーブルの間を離れさせてしまっても使いづらくなってしまいます。なお、ソファーを背もたれにして床に座る場合は60cm以上開けてください。大勢でくつろく機会が多い場合は余裕を持ってスペースを確保するといいでしょう。
Q.ソファーベッドの特徴は?
A.ソファーとしてもベッドとしても使える2wayタイプです。スペースの関係でベッドを置くことができない場合は、ソファーベッドが役立つでしょう。特に、1人暮らしのスペースは限られているので、ソファーベッドを使って普段はソファーとして、夜はベッドとして使っている方がいます。お客様用の簡易ベッドとしても重宝する種類です。
Q.お手入れしやすい素材は?
A.合皮皮革はお手入れが楽な素材です。細かいクズを通さず、ダニにも強いタイプといえるでしょう。次にお手入れしやすいのがファブリックです。ただ、ファブリックは水に染み込みやすい傾向があり、子どもがいる家庭ではデメリットが大きいでしょう。ちなみに、本革は圧倒的にお手入れが大変な素材なので注意が必要です。
Q.古いソファーはどうやって処分すべきか?
A.自治体回収の粗大ゴミとして処分できますが、自分で運搬するのがとても大変です。自分で運び出せない場合は自治体に相談するか、出張回収を行っている不用品回収業者に依頼するといいでしょう。また、正常に使える状態であれば、買取専門店やリサイクルショップへ買取に出すのも選択肢の1つです。買い取ってもらうことができれば処分費用を抑えられるでしょう。ただし、破れていたりクッション性が低下したりしている場合は、買取不可になる可能性があります。
まとめ
ソファーの選び方は、まず自分が何のためにソファーを使いたいのか目的を明確にすることが大切です。ソファーを購入する目的がハッキリしておけば、その目的に合ったデザインや形のものを選ぶことができます。また、ソファーは座り心地も必ずチェックしておきたいポイントです。座ってくつろぐための家具ですので、座り心地が悪ければせっかく好みのデザイン・形でも意味がありません。購入前に実際に座ってみて、座り心地を確認することをおすすめします。