次シーズンも快適に使うために!暖房器具をしまう時の注意点
1.ファンヒーターのしまい方
- まずはタンクに灯油が残っているか確かめます。
たくさん残っているのならポリタンクへ移しましょう。
ポンプを使ったり、2リットルのペットボトルの上半分を切り即席のじょうごを作って使ったりするとこぼさずに移すことができます。
残っている量が少なければ、屋外で暖房を焚いて完全に空にしてしまいましょう。 - 空になった灯油タンクを数時間風通しの良い所に置いて完全に灯油を蒸発させます。
その間にほこりのたまりやすいオイルフィルターや、ファンフィルターの掃除をしましょう。
掃除機で丁寧に汚れを吸い取れば大丈夫です。
本体も軽く雑巾等で拭いておきましょう。
灯油が完全に蒸発したら灯油タンクをもとに戻し、ビニル袋などをかぶせたり、箱に入れたりして次のシーズンまで保管します。
※余った灯油は、もったいないですがガソリンスタンドに引き取ってもらいましょう。
金属製の灯油タンクに入れていない限り、灯油は劣化し続けます。
次のシーズンに無理に使おうとすると火事や不完全燃焼の原因になります。
2.こたつのしまい方
- こたつ布団は汚れがひどくなければ、掃除機で汚れを吸い取り、半日ベランダに干して湿気を取り除きます。
掃除機をかけるときに先端に使い古しのストッキングを被せると布団が傷みません。
汚れがひどい場合は、コインランドリーを利用して洗濯をするか、一人用等の小さいものであれば家庭の洗濯機で洗ってしまいましょう。
乾くのに時間がかかりますから、良く晴れた日の午前中がお勧めです。 - 机の部分からヒーターが外せるならば、外した方がヒーターにホコリがたまらずにすみます。
マイナスドライバーがあれば簡単ですよ。
外したらネジを無くさないようにビニル袋に入れて、ヒーターと一緒に買ったときの箱やビニル袋に入れておきます。 - こたつ布団がかわいたら不織布の布団袋か布団圧縮袋にいれます。
布団圧縮袋の場合は、掃除機で空気を吸いだしてしまえば、かさが減って、しまいやすくなりますね。
不織布の布団袋を使う場合は、こたつ布団を三つ折りにしてしまうとしまいやすいです。
最近のこたつ布団は化繊がほとんどですから、防虫剤を使う必要はありません。
「布団袋も圧縮袋もない」という場合はこたつ布団をふたつ~三つに折った後にくるくる とまるめ古ストッキングでしばった後にゴミ袋を被せましょう。
ストッキングで縛れば 跡も付きませんし、丸めれば立てて収納できるので場所を取らずにすみます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
少々面倒ですが、こうしてキレイに片づけておけば、次のシーズンも素早く快適に暖房器具を使うことができますね。
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