気付いたら自宅がゴミ屋敷になっていた?! 手間をかけずに片付けるには?

ゴミ屋敷とは?

ゴミ屋敷とは、部屋の中に足の踏み場が無いほどゴミが溜まった状態が長期にわたって続いている状況、または家そのものを指します。
多くの場合、家のありとあらゆる場所に物やゴミが蓄積されており、強烈な悪臭が立ちこめていることも稀ではありません。
敷地面積からはみ出してゴミが溢れており、近隣住民から苦情が寄せられることもあるようです。
苦情があっても聞き入れない家主がいると、地域全体の社会問題となっているケースも。

ゴミ屋敷になってしまう理由

片付けるのが苦手な人、物を捨てられない人、買い物依存症、病気やケガで身体を悪くしている人、一人暮らしをする人は、家をゴミ屋敷化する傾向があるでしょう。
中にはゴミが溜まっていても、全く違和感無く暮らしている場合もあります。
家をゴミ屋敷にしないためには、とにかくゴミは溜めないこと、布団は敷きっぱなしにしないこと、買い物は最低限に済ませ、なるべく1人で抱え込まずに周囲に助けを求めることがポイントです。
来客がないと片付けることが億劫になるため、定期的に人を招くのもゴミ屋敷対策になります。

ゴミ屋敷の片付け方

自分で片付ける場合

まず玄関を開けたら、1人分歩けるだけのスペースを作りましょう。
生活導線にそって、玄関からリビング、台所、寝室、ベランダと1本で繋げた道を作ると片付けがしやすくなります。
次にゴミ袋・掃除道具・ゴム手袋・マスク・ぞうきんなどを用意し、空気が籠らないように窓を開け、換気を十分に確保しましょう。
正式に廃棄する前に、ベランダなどにまとめたゴミの一時保管所を作っておくと、ゴミ出しの手間が省け便利です。
ただし、異臭など周囲に迷惑にならないよう十分注意しなければなりません。

掃除の順番ですが、生ゴミがある場合は衛生面を考えて、まずは台所を中心に片付けを始めます。
次に、リビングや寝室など地面に荷物が散乱している場所を中心に、ゴミを集めて足の踏み場を作りましょう。
大幅にゴミがまとまったら、細かい掃除に取りかかります。

プロに依頼する場合

部屋を綺麗にするまでに時間が限られている場合、片付け専門業者が役に立つでしょう。
経験と知識の豊富なスタッフによって効率よくゴミをまとめて運び出し、短時間で部屋を綺麗にすることができます。
個人では難しい水回りの掃除・床掃除・窓掃除なども片付けのサービスに含まれている場合もあれば、業者によって別途料金が発生することもあります。
また、二度とゴミ屋敷に戻らないように、片付けのコツやアフターフォローなどの体勢を整えている場合もあるでしょう。
特に片付けまでの期限が迫っている場合、利用してはいかがでしょうか。

おわりに

ゴミ屋敷にならないコツは、ゴミを溜めずに使った物はすぐに片付けることがポイントです。
どうしても自分で手に負えないときは、思いきってプロの力を借り、片付け方を学びましょう。