ゴミ屋敷を片付けたい人必見!片付けの手順や業者に依頼する方法も!

1.ゴミ屋敷になる原因を3つ紹介

まずは、ゴミ屋敷になってしまう原因にはどのようなものがあるのかをまとめました。

1-1.捨てられない性格や片付けられない性格

ゴミ屋敷になってしまう原因には、住んでいる人の性格が関係している場合がほとんどです。「もったいない」と思う気持ちが強く、ものを捨てられない性格の人や、もともと片付けるのが苦手な人の住まいは、ゴミ屋敷になりやすい傾向があります。また、何でも先延ばしにするクセがあるため、片付けずにいるうちに手が付けられない状態になってしまう例も多いでしょう。

1-2.精神的な疾患が原因の場合も

精神的な疾患が原因でゴミ屋敷になってしまう例もあります。たとえば、ADHD(注意欠陥・多動性障害)やアスペルガー症候群・統合失調症などを患っていると、部屋をきれいに片付けるのが難しい場合があるのです。また、近年はセルフネグレクトといって、自分の身の回りのことができなくなる疾患も注目を集めています。

1-3.高齢者の一人暮らしが増えていることも原因の一つ

社会的な原因として、高齢者の一人暮らしが増えていることも挙げられます。高齢になると体の自由がきかなくなり、思うように片付けができなくなってしまうのです。精神的にも「つらい」「面倒」と思うことが多くなり、気付いたときにはゴミ屋敷になっていた、というケースは珍しくありません。

2.ゴミ屋敷を片付けないとどうなるのか?

ゴミ屋敷を片付けずにいるとどうなるのでしょうか。放置した場合の影響をご紹介します。

2-1.近隣住民に迷惑がかかる

ゴミ屋敷の状態を放置すると、悪臭や害虫・ねずみなどが発生する恐れがあります。その影響が近隣の家にまで及び、トラブルに発展するケースも珍しくないのです。また、ゴミが隣家の敷地や道路にまであふれ出て、近隣住民に多大な迷惑をかけてしまうこともあります。そのほかにも、家中がゴミであふれていると、タバコの火などが引火して火災の原因になる可能性もあるでしょう。ゴミ屋敷は放火犯にも狙われやすいため、近隣住民は常にそういった不安を抱えて暮らすことになってしまいます。

2-2.家族間のトラブルが発生する

ゴミ屋敷は家族間のトラブルが発生する原因にもなります。離れて暮らす親や子どもの家がゴミ屋敷になってしまい、「片付けるよう説得したが応じてくれない」というケースは非常に多いのです。そこから、家族間の連絡が途絶えてしまうようなトラブルに発展してしまう例も少なくありません。

2-3.自分自身の健康状態への影響も

当然、住民自身の健康状態にも影響が及びます。悪臭によるストレスや、細菌による病気の心配もあるでしょう。また、離れて暮らす家族や近隣住民とのコミュニケーションが不足することで、精神的に不健康な状態が続くことも問題です。