洗濯機のリサイクル料金はいくら? 処分方法・注意点について解説!

3.洗濯機のリサイクル料金の支払い方法

処分前に、リサイクル料金の支払い方法をきちんと把握しておかなければなりません。それでは詳しくチェックしていきましょう。

3-1.料金の支払いについて

料金の支払い方法は、「料金郵便局振込方式」と「料金販売店回収方式」の2つがあります。
料金郵便局振込方式は、郵便局で郵便局券(家電リサイクル券)を使用してリサイクル料金を一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターに振り込む方法です。そして、販売店などに廃棄物の引き取り・運搬を依頼します。ただし、販売店によって引き取り手数料・条件などが異なるので注意してください。
料金販売店回収方式は、小売業者にリサイクル料金と収集運搬料金を支払い、廃棄物の引き取りを依頼する方式です。

3-2.必要な書類は?

洗濯機を処分する際に必要なのが、家電リサイクル券です。郵便局を利用する場合は、窓口かATMでリサイクル料金を振り込み、振替払込受付証明書とリサイクル券をもらいます。小売業者に依頼する場合は、回収時にリサイクル料金を支払い、家電リサイクル券を受け取りましょう。家電リサイクル券は、「正しい方法で処分しました」という証(あかし)になります。

4.洗濯機の処分方法について

それでは、洗濯機の処分はどのような方法があるのでしょうか。

4-1.処分方法とは

主な処分方法は、自分で指定引き取り場所に持ち込む場合・メーカー・販売店・回収業者と4つがあります。それぞれの特徴についてチェックしていきましょう。

4-1-1.自分で指定引き取り場所に持ち込む場合

家電リサイクル法の対象品目は、自治体で処分できません。収集・運搬費用をかけたくない方は、リサイクル料金を郵便局で支払って、自分で指定引き取り場所に持ち込むことが可能です。どこが指定引き取り場所になっているのか、自治体のホームページなどで確認しておきましょう。

4-1-2.メーカー

製造メーカーによっては、洗濯機の回収を行っているところがあります。洗濯機の製造メーカーを確認して、お客様サポートセンターなどに問い合わせてください。その際に、具体的なリサイクル料金についても確認しておくとよいでしょう。

4-1-3.販売店

洗濯機の買い替えを検討している方は、販売店に回収を依頼するのも選択肢の1つです。購入と処分が同時にできるため、最も手間のかからない方法といえます。ただし、販売店によっては引き取りを行っていないところもあるので要注意です。また、回収を依頼する際は、リサイクル料金のほかに収集運搬料金がかかる可能性があります。

4-1-4.回収業者

家電リサイクル法の対象品目を回収している業者もあります。回収だけでなく、買取を行っているところもあるため、洗濯機の状態が良ければ買取という形で処分が可能です。

4-2.リサイクル料金以外の費用について

リサイクル料金以外にかかる費用は、収集運搬費用です。販売店に回収を依頼する場合は、リサイクル料金に加えて収集運搬費用がかかるので注意してください。金額は販売店によって異なりますが、洗濯機の目安は1,500円程度です。

4-3.注意点

引き取りではなく、下取りとして洗濯機の回収を行っている販売店があります。下取りは買取という形になるため、処分費用がかかりません。しかし、正常に稼働できる・壊れていない・目立つ傷や汚れがついていない・販売年月から5年以内など、下取り条件が決まっているので注意してください。また、すべての販売店が下取りを行っているわけではないので注意が必要です。