洗濯機のリサイクル料金はいくら？ 処分方法・注意点について解説！
5．洗濯機のリセールについて
「壊れていないのに処分するなんてもったいない」と思っている方は、リセールという方法があります。買取のメリット、買取・査定のポイント、業者の選び方、主な流れ、注意点についてチェックしておきましょう。
5-1．買取のメリット
買取の大きなメリットは、リサイクルに必要なお金がかからないことです。リサイクル料金を支払わずにお金を得ることができるため、一石二鳥の方法といえるでしょう。中古品として再販売できれば、楽な気持ちで手放すこともできます。
5-2．買取・査定のポイント
どんな状態の洗濯機でもすべて買取対象になるわけではありません。製造年月日から5年以上経過している・不具合が出ている・故障しているものは、買取対象外となることがほとんどです。買取を依頼する前に、洗濯機の状態を確認しておきましょう。また、査定ポイントは以下のとおりです。
- 製造年月日から5年以内か
- 付属品がそろっているか
- 機能に問題がないか
- 状態が良く、キレイで汚れや傷が少ないか
- 有名な製造メーカーか
5-3．業者の選び方
買取を行っているのは、リサイクルショップ・買取専門業者・回収業者など、さまざまな業者があります。どの業者に依頼したらよいのか悩むときは、以下のポイントに注目してください。
- 丁寧でスピーディーな対応か
- 回収・買取サービスを行っているか
- 無料見積もり・無料相談が可能か
- 家電の買取を強化しているか
- 実績・経験が豊富か
- 古物商・産業廃棄物収集運搬業の許可を取得しているか
- 料金体系が明確か
5-4．主な流れ
最初に、電話またはホームページのフォームから無料見積もりの申し込みをします。回収・買取してもらいたい家電を伝えて、見積もりの内容に納得したら、訪問日時を決めてください。約束日時にスタッフがやってきて、その場で査定→契約→搬出作業→支払いという流れになります。
5-5．注意点
「回収後、追加料金を請求された」「不法投棄されていた」というトラブルが、業者との間で続出しています。不正業者は無許可で営業していることが多く、対応も悪い傾向があるので注意してください。業者を選ぶ際は、ポイントをチェックした上で慎重に選びましょう。また、口コミ・評判もチェックするとよいですよ。
6．洗濯機の処分・リサイクルに関してよくある質問
洗濯機の処分に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。
Q．回収後の行方が分かる方法はあるのか？
A．リサイクル料金の支払い後にもらえる「家電リサイクル券控え」で、回収後の行方を追うことができます。家電リサイクル券控えに記載されている「お問い合わせ管理票番号」を、引き取り状況確認システムページに入力してください。いつでも確認できるように、家電リサイクル券控えはきちんと保管しておきましょう。
Q．料金郵便局振込方式を利用する際の注意点とは？
A．振替払込受付証明書などの書類を交付してもらうためには、郵便局の窓口で手続きしなければなりません。郵便局・ゆうちょ銀行のATMは休日も利用可能ですが、窓口が開いているのは平日の決められた時間帯だけです。すぐに処分したい方は、窓口が開いている時間を確認しておきましょう。
Q．処分前にチェックしておきたいこととは？
A．洗濯機のメーカー・製造年月日などをチェックしておきましょう。そして、自分で指定引き取り場所まで運べるかどうか確認してください。運搬できない場合は、回収を依頼しなければなりません。収集運搬費用を抑えたいから、と無理に運ぼうとする方もいますが、ケガをするおそれがあるので無理は禁物ですよ。
Q．高価買取のポイントは？
A．取扱説明書・部品など購入時についてきた付属品があれば、買取時に出してください。また、汚れているのであれば、キレイにしておきましょう。新品に近い状態であるほど、高く売れる可能性があります。
Q．処分・回収時の注意点とは？
A．洗濯機の中に入っているものをすべて取り出してください。そして、水抜きをしましょう。きちんと水抜きをしておかなければ、運搬時に水が流れてしまうので要注意です。
まとめ
いかがでしたか？ 洗濯機は家電リサイクル対象品目に指定されているため、自治体で処分できません。メーカーによる回収が義務づけられており、リサイクルするにはリサイクル料金を支払う必要があります。洗濯機のリサイクル料金は2,434円～で、具体的な金額はメーカーで異なるので確認が必要です。また、回収を依頼する場合は、収集運搬料金が追加されることになるので注意しなければなりません。正しく処分するためには、家電リサイクル法・リサイクル料金などについてきちんと理解しておきましょう。
