ピアノの処分でお困りの方へ! 最も楽でお得な方法を教えます!

1.ピアノの主な種類

最初に、主なピアノの種類について見ていきましょう。

1-1.グランドピアノ

グランドピアノは、正式な演奏会に使用されるピアノで本格的なものです。広がりのある美しい音色が特徴で、1台1,000万円以上になるものもあります。グランドピアノは、本体が大きく、重量も250~400kg程度になるため、設置場所を選ぶのがデメリットです。さらに、運搬するためには大型のトラックや多数の人員が必要になります。

1-2.アップライトピアノ

アップライトピアノは、フレーム・弦・響版が上方向に伸びる設計になっており、コンパクトに設置できます。また、グランドピアノより安価に入手できるため、手軽に演奏を楽しみたい人や、広い設置場所を確保できない人にも人気です。ただし、重量が200~250kg程度になるため、簡単には運搬できません。

1-3.電子ピアノ

電子ピアノは、グランドピアノやアップライトピアノと異なり、音源部に電子回路を採用しています。1台でさまざまな音色を出すことが可能で、消音機能や録音機能を持つ機種も人気です。コンパクトに設置でき、重量も40~80kg程度なため、気軽に設置できるのもメリットでしょう。ただし、本格的な音質を求める人には不満が残ることがあります。

2.ピアノは粗大ゴミに出せる?

不要になったピアノを粗大ゴミに出すことができるか、詳しく見ていきましょう。

2-1.グランドピアノやアップライトピアノは回収不可が多い

グランドピアノやアップライトピアノは、大きさや重量があり過ぎるため、多くの自治体で回収困難品に指定されています。回収困難品に指定されている場合は、粗大ゴミとして出すことができません。販売店の回収サービスなど、そのほかの方法での処分を検討する必要があります。

2-2.電子ピアノは粗大ゴミに出せることが多い

電子ピアノは、粗大ゴミに出せる自治体が多いでしょう。たとえば、神奈川県横須賀市や愛知県名古屋市などは、電子ピアノを粗大ゴミに分類しています。粗大ゴミとして出す場合は、自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、有料(1台2,000円程度)かつ事前予約が必要になるのが一般的です。