ベッドマットレスの処分方法はこれをチェック!

3マットレスの処分方法の種類とは?

それでは実際にマットレスを処分、廃棄するための方法をご紹介していきます。
最近は自治体でも粗大ゴミの回収は有料というところが増えてきていますので、いくばくかの出費があると思っておきましょう。

粗大ゴミとして出す

もっとも簡単で安価な方法です。
粗大ゴミが有料という自治体は指定の金融機関に料金を振り込み、証明書をマットレスに添付してゴミ捨て場に持っていきましょう。
その際必ず回収日は守ってください。
ゴミ捨て場によっては粗大ゴミひとつでいっぱいになってしまうところもあるので、回収日を守らないとそこを利用している方全員に迷惑がかかります。
なお、節約術を紹介しているサイトなどで「マットレスを細かく裁断すれば燃えるゴミと燃えないゴミとして出せる」と紹介していることがありますが、マットレスの裁断は大変手間がかかります。
また、スプリングなどでけがをする恐れもありますので、数百円の節約のために無理をしすぎないようにしましょう。この方法は自分でゴミ捨て場までマットレスを持っていく必要があるので、「マットレスが重すぎて運べない」という場合は別の方法を考えねばなりません。

寝具店で引き取ってもらう

マットレスを買い替えるという場合、古いマットレスを引き取ってくれる寝具店もあります。
マットを買い替える予定がある場合は古いものを引き取ってくれるか尋ねてみましょう。
この方法だとお金をかけずに処分することが可能ですが、すべての店舗で行っているというわけではありません。
また、自分で持ってきてくださればという条件の店舗もあるので、運送手段がない人は別の方法を考える必要があります。

不用品回収業者を利用する

「今すぐにマットレスを処分したい」「マットレスを処分したいが重くてゴミ捨て場に持っていけない」という場合に有効な方法です。
不用品回収業者はネットを検索したり、タウンページを探したりすればすぐに見つかるでしょう。
早ければ電話で依頼をしたその日のうちに回収に来てくれます。
有料ですが、玄関まで回収に来てくれますしどのような状態のマットレスでも回収してくれるのでとても便利です。
しかし、国民生活センターには毎年多くの不用品回収業者とのトラブルが報告されています。
優良な業者といい加減な業者には以下のような違いがあるので押さえておきましょう。

電話対応

優良な業者は電話対応がきちんとしています。電話対応がいい加減な業者は口調が乱暴だったり、ろくに話を聞いてくれません。

見積もりの出し方

ベッドのマットレス単品だけを依頼する場合、優良な業者ならば現物を見なくてもおおよその見積もりを出してくれます。いい加減な業者はとにかく現物を見して欲しいなどのいいわけをつけて見積もりを出してくれない場合が多いでしょう。

会計

優良な業者は明朗会計です。見積もり以上の金額になった場合はきちんと理由を説明してくれます。いい加減な業者はなんだかんだと理由をつけて追加料金を取ろうとします。

このように、最初に電話で依頼をする時点で業者の質がある程度分かるのですね。
また、インターネットの口コミサイトも参考になりますので大いに利用しましょう。
なお、引っ越しシーズンや年末などはどのご家庭でも不用品が出やすいので、回収が遅れる場合があります。
依頼をするならば早め早めのほうがよいでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
今回は、ベットのマットレスを処分・廃棄する方法についてご紹介しました。

  • ベッドのマットレスの寿命は10年前後である。
  • 自治体では粗大ゴミに指定されているところが多い。
  • 重さがあって嵩張るものなので、ゴミ捨て場に持っていく方法を事前に考えておくこと。
  • 理由があってゴミ捨て場までもっていけない、という場合は不用品回収業者に依頼するとよい。

「ゴミを捨てるのにお金がいるなんて」と思う方もいるかもしれません。
しかし、今は地球に優しいゴミ処理をしている自治体が多く、お金がかかっているのです。
びっくりするほど高額というわけではないので必要経費だと割り切りましょう。
なお、あまり安かったり無料で回収してくれる不用品回収業者は不法投棄をしている恐れもあります。
「無料」という言葉は確かに魅力的ですが、それだけで業者を決めないように注意してください。
また、ベッドのマットレスは中古品の需要がほとんどないため、リサイクルショップでは引き取ってもらえない場合が多いようです。注意しましょう。