アンプの買取を解説! パワーアンプなど中古オーディオ機器について

1.アンプの買取について

まず、アンプの種類や買取ニーズを見ていきましょう。

1-1.アンプとはどんなものか?

アンプとは、音量や音質の調整を行い、音を増幅する機能を備えたオーディオ機器です。スピーカーから十分な音量を出すためには、アンプを介して出力する必要があります。CDなどから読み取った信号は、アンプで増幅してからスピーカーへと送られるのです。

1-2.アンプの種類

1-2-1.パワーアンプ

パワーアンプとは、音を増幅する機能を持ったメインアンプです。オーディオ以外では、ホームシアターにも使われています。高品質の音を楽しみたいときに使うアンプです。

1-2-2.AVアンプ

AVアンプは、 DVDなどの映像音源を解析して出力するアンプです。環境に応じ、音響調整を自動的に行う機能を備えています。

1-2-3.プリメインアンプ

プリアンプは音質調整機能を担う機器で、メインアンプと一体型になっているものをプリメインアンプと呼びます。プリアンプで調整された音をメインアンプに届け、高品質な音を出力するようになっているのです。

1-3.買取のニーズ

ホームシアターの人気が高まっていることも背景にあり、アンプが家庭に浸透するようになりました。ポータブルオーディオ機器を持つ人が増えている反面、音の迫力や品質に物足りなさを感じることがあります。そのため、自宅では高品質で大音量の音楽や映像を楽しみたいというニーズがあり、中古で探す方がいるのです。中古需要を受け、買取ニーズも高まっています。

1-4.買取のメリット

アンプは高額な製品であり、中には貴重な機種もあります。古くなった・使わなくなった・場所を取るなどの理由で捨ててしまえば、せっかく値段がつくアンプをゴミにしてしまうだけです。アンプは中古需要があるため、買取を利用してお金に替え、処分費用をかけずに済みます。また、アンプ内部に含まれる金属資源などはリサイクルが重要視されており、ゴミの削減や資源の活用にもつながるでしょう。

1-5.処分とオークションとの比較

オーディオ機器は愛好家が多いことから、オークションでも頻繁に取り引きされています。処分してしまえば処分費用が発生し、ゴミとなるだけです。しかし、オークションでは、自分が希望する価格で売値を設定でき、自分にとって不要なアンプを新たな持ち主に活用してもらえるメリットもあります。処分よりオークションや買取などを利用し、リユースにまわすことがアンプを無駄にしない方法です。

2.買取できるアンプについて

買取を利用する前に、アンプの買取条件や人気メーカーなどを理解しておきましょう。

2-1.買取の条件・種類

アンプの買取条件は、動作不良・故障・トラブル・汚れなどがないことです。正常に動かないものは、ジャンク品として買取が難しいでしょう。音にノイズが入るものも値段がつきません。

買取できる種類はさまざまで、パワーアンプ・AVアンプ・プリメインアンプのいずれも可能です。アンプには、真空管を使った大出力もタイプもあります。ヴィンテージものとして人気も高く、あえて真空管アンプを選ぶ愛好家もいるため、買取が期待できるでしょう。

2-2.人気のメーカー

主要メーカーのアンプが、買取では好まれます。パイオニア・ボーズ・オンキョー・ソニー・パナソニックなど、音響機器を中心に販売しているメーカーのアンプが人気です。

2-3.高額査定のポイント

高額査定につなげるためには、普段からきちんとメンテナンスを行い、丁寧に使うことです。状態がいいものほど買取価格が上がる傾向にあり、年式が新しいものは高値での買取となります。汚れやほこりはきちんと掃除をし、見栄えよくしてから査定に出しましょう。

2-4.相場について

アンプの種類やメーカーにより買取価格は変わります。また、品質や状態も考慮して値段をつけるため、買取業者の査定を比較して相場を知る方法がおすすめです。一般的に、数千円から数万円というのが買取相場となっています。

2-5.付属品について

アンプには、ケーブルや取扱説明書などの付属品があります。アクセサリー類がある場合は、アンプに添えて査定を受けましょう。

2-6.注意点・コツ

音質や機能は正常でも、見栄えが悪いと査定に影響します。汚れが残っていると印象が悪く、買取価格から大きく値引きされてしまうでしょう。少しでも値段を上げたいなら、ファンなどに詰まったゴミなどもきれいに取り除いてください。臭いの付着も敬遠されます。喫煙する環境で使用しないよう、注意してください。