【解説】ダンベルが不要になった! 正しい捨て方や売却を含む処分方法は?

1.ダンベルが不要になった際の悩み

ダンベルは、金属やプラスチック製のエクササイズアイテムです。0.5kg~から豊富な種類があり、値段にも幅があります。プラスチック製のものに水を入れて使用するタイプは数百円から購入でき、全身の筋肉を鍛えられるシャフトやベンチがセットになったものは、数十万円するものも珍しくありません。さて、そのようなダンベルが不要になった場合は、以下のような悩みがあります。

  • 何ゴミに該当するのか分からない
  • ベンチやシャフトがセットになっているものは、大きくてゴミ捨て場まで持っていけない
  • 自治体ではダンベルを回収できないと言われた
  • まだ十分使えるダンベルなので、捨てるのはもったいない

そのため、捨てるに捨てられず、何年間もそのまま放ってあるという人もいるでしょう。ダンベルを漬物石などに再活用している人もいますが、用途は限られています。

捨てるに捨てられず、ダンベルを持て余している人も多いんですね。
はい。特にベンチとセットになった大型のものは収集場所に持って行くだけでも大変です。

2.ダンベルの処分方法

この項では、ダンベルの処分方法を解説します。どのような方法があるのでしょうか?

2-1.自治体で回収してもらう方法

お住まいの自治体によっては、ダンベルは不燃ゴミや粗大ゴミとして回収してもらえます。何ゴミに相当するかは、自治体のホームページなどを確認してください。なお、水を入れて使うプラスチック製ダンベルは、可燃ゴミで回収してくれる自治体もあります。粗大ゴミは回収料がかかる自治体もありますので、必ず捨て方を確認しましょう。

2-2.寄付したり譲ったりする方法

健康維持のために、中古のダンベルを安く譲って欲しいという人もいます。まだ使えるダンベルが不要になった場合は、地元のミニコミ誌などに「譲ります」という通知を出してみましょう。「無料ならば譲って欲しい」という人も出てくるはずです。

また、ベンチやシャフトもセットになったダンベルは、学校などが「トレーニングマシンとして譲って欲しい」ということもあるでしょう。ただし、いきなり「寄付をしたい」と押し付けてはいけません。必ず事前に問い合わせてから寄付をしましょう。

2-3.売却する方法

アイロテックやボディメーカーといった名の知れたスポーツメーカーのダンベルは、中古でも一定の需要があります。その一方で、ホームセンターでも手軽に購入できる軽量のダンベルは、中古の需要はほとんどありません。ウエイトが30kg以上あるダンベルや、ベンチやシャフトがセットになったウエイトトレーニングセットならば、リサイクルショップに買い取ってもらいやすいでしょう。買い取ってくれる業者は、インターネットで探すと便利です。

また、インターネットオークションでもダンベルは盛んに取り引きされています。遠方に郵送するならば、軽量のダンベルの方が送料も安く済むでしょう。ベンチやシャフトがセットになったものを出品したいという場合は、運送会社に送料を確認しておいてください。

中古のダンベルでも一定の需要があるんですね。
はい。ただし、どんなダンベルでも売却できるわけではありません。