掃除のやる気を上げる方法は? 掃除が楽しくなるポイントを紹介!

3.やる気をキープしやすい掃除方法は?

やる気がアップしやすい掃除方法についてご紹介しましょう。

3-1.場所別に掃除のポイントを知る

場所別の掃除ポイントをまとめました。

3-1-1.リビング

リビングの掃除をする際は手順が重要になります。ポイントとしては、まず散らかっているものを片づけることから始めることです。ひとまず箱などにまとめて別の場所に移動し、掃除をしやすい環境を作り出しましょう。家具の上など高いところから順にほこりを取っていき、最後に掃除機やフローリングワイパーなどで床を掃除してください。

3-1-2.浴室

お風呂掃除を面倒なものにしないポイントは、「お風呂に入ったついでにやってしまう」ということです。浴室の汚れは温かいうちだと落としやすいため、お風呂から上がる前に掃除をしてしまうと効果的にきれいになります。

3-1-3.玄関

玄関は家族が毎日出入りする場所であると同時に、お客様を迎え入れる場所でもあります。同時に、大変汚れやすい場所でもあるため、掃除の際はポイントを押さえておく必要があるでしょう。手順としては、ドア、壁、下駄箱(げたばこ)、床というように上から下に向かってほこりを落としていき、掃き掃除をします。玄関ドアや下駄箱(げたばこ)、インターホン、表札などを水拭きして完了です。

3-1-4.キッチン

油汚れは冷えると固まる性質があるため、時間がたつほど落としにくくなります。換気扇の羽根やコンロの五徳など、取り外すことができるものは取り外し、お湯に入れてつけ置きするとよいでしょう。排水溝はぬめりやつまりが起こりやすいため、重曹を使って掃除するのがおすすめです。排水溝に重曹を入れ、上から熱湯をかけるだけで簡単に掃除できます。

3-1-5.トイレ

トイレはこまめな掃除が必要になります。そのため、面倒にならないように簡単にできる掃除方法を知っておきましょう。拭き掃除には、使い終わった後、そのままトイレに流すことができる「拭き取りクリーナー」を使用するのがおすすめです。

3-2.掃除の時間について

掃除にかける時間も、やる気に関係してきます。掃除をできるだけ「面倒なもの」にしないためにも、あまり時間をかけないのがおすすめです。毎日すみずみまで完璧に掃除をする必要はありません。家族が快適に過ごすことができる部屋は、短時間の掃除でも作り出すことができるのです。

3-3.注意点

家の中のものを減らすことで、掃除に関する悩みは大きく改善するはずです。ものが減れば散らかることも少なくなり、掃除をする際にものをよけなくて済みます。ものを減らすためには、まず家の中のものを「必要なもの」と「不要なもの」に仕分けし、不要なものを処分していきましょう。ものを捨てられない性格の人は、ものに対する考え方を変えることから始めてください。ものが捨てられないのは、ものを大切にするのとは違います。本当に自分に必要なものだけを残すことで心も豊かになるはずです。

4.掃除のやる気に関するよくある質問

「掃除にやる気を出したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.掃除をしないとどのようなデメリットがありますか?
A.掃除をせず部屋が汚れると、肉体的にも精神的にも不健康になるでしょう。また、ものが見つかりにくい部屋になり、同じようなものを買ってしまうという経済的なダメージもあります。

Q.ものが多く掃除をしてもすぐ散らかってしまうのですが、どうすればよいでしょうか?
A.ものの定位置を決めること、ものを増やさないようにすることが大切です。「一つ買ったら一つ捨てる」というように、自分なりのルールを作るのもよいでしょう。

Q.不要なものを処分する方法にはどのようなものがありますか?
A.廃棄するほかにも、人に譲る方法や売る方法なども考えてみてください。「捨てるのがもったいない」というものはリサイクルショップなどに持ち込んでみてはいかがでしょうか。

Q.仕事が忙しくて掃除をする時間がなく、ストレスがたまってしまいます。よい解決法はないでしょうか?
A.ハウスクリーニング業者に依頼するのも一つの手です。自分の時間や労力をかけることなく部屋をきれいにできます。もちろん費用はかかるため、よく考えて利用してください。

Q.掃除を習慣化するにはどうしたらよいですか?
A.掃除道具は掃除をする場所の近くに置くこと、掃除を「特別なもの」と意識しないこと、定期的にお客様を招くことを実践してみてください。自然と掃除が習慣化するはずです。

まとめ

掃除のやる気を出す方法について詳しくご紹介しました。掃除を面倒なもの、大変なものと思っている人は多いでしょう。「掃除が苦手」「やる気が出なくて掃除ができない」という人は、まず掃除に対する意識を変えることから始めてみてください。