家庭用の美容機器は売れる? 失敗しない買取方法と賢い業者選び

1.不要な美容機器について

美容機器を買い替えた場合や、美容機器が肌に合わなかったという場合は、不要な美容機器が手元に残ります。ここでは、最近の美容機器の傾向や、不要な美容機器をどうしたらいいのかについて説明しましょう。

1-1.たとえばどんなもの

美容機器と一口に言っても、使用する部位や機能によってさまざまなものがあります。ここではフェイス用とボディ用の家庭用美容機器を紹介しましょう。

  • 美顔ローラー
  • 美顔器:超音波・LDE・EMS(低周波)・レーザー・光(フォト)・炭酸・オゾンなど
  • イオン導入器
  • フェイススチーマー
  • IPL光脱毛器
  • スリミング機器
  • フットバス

1-2.不要な美容機器はどうしたらいいか

1-2-1.自治体のゴミに出す

美容機器は特殊な金属や素材を使ったものも多く、どう処分していいのか悩みがちですね。美顔器が壊れている場合にはゴミとして処分してもいいでしょう。自治体の回収を利用する場合は、たとえば横浜市の場合、金属製の美顔ローラーは「小さな金属類」、プラスチックなら「燃やすごみ」に分類されます。1辺が30㎝を超えるようなものは、粗大ゴミとして有料で回収する自治体もあるでしょう。まずは自分の自治体のゴミ分別一覧表などを入手し、処分したい美容機器が何ゴミに分類されるか確認することが大切です。

1-2-2.自分で売る

ネットオークションやフリマアプリなどを使って、美容機器を売ることができます。この方法は、だれでも気軽に試すことができますが、意外と面倒です。たとえば、出品作業や配送作業、購入者とのやり取りなど、すべて自分でやらなければなりません。しかも、必ずしも売れるとは限らないのです。

1-2-2.買い取ってもらう

不用品買取業者やリサイクルショップに、買い取ってもらう方法もあります。不具合なく動いて比較的新しければ、買い取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。近くにリサイクルショップがなくても、全国対応の宅配買取ができる業者もあるので便利です。

1-3.最近の傾向、需要など

最近では、メンズエステも注目されていることから、美容機器を購入する男性も増えてきました。本来、美容機器は男性・女性どちらの肌にも使うことができるものです。しかし、メーカーでは、本体をダークなカラーにしたり、皮脂汚れを落とす機能を高めたりして、男性向けの商品を開発しています。こうして、スキンケアに関心のある男性の期待に応えることで、美容機器の需要はますます高まっていくでしょう。

2.美容機器の買取について

人気が広がっている美容機器は中古でも需要があり、高く買い取ってもらえる可能性があります。どんな美容機器が高く売れるのか、買取できないものはあるのかなど、買取について知っておきたいことを確認しておきましょう。

2-1.美容機器は高く売れる

美容機器は、元の価格が高いものが多くあります。同じ機種であれば、中古でも美容効果は変わらないため、人気のアイテムは中古でも需要があるのです。これは、若い女性だけでなく、30代以降の女性や男性など、幅広い層に美容に対する関心が高まったことも関係しています。

2-2.買取対象の美容機器は?

美顔機器は、顔や体の皮膚というデリケートな部分に直接触れるものです。そのため、汚れがなく、正常に動作するものでないと買取はできません。買取可能なメーカーは、国内の有名家電メーカーや、美容の有名メーカーのものです。ただし、有名メーカーのものでも、シリアルナンバーが確認できないもの、模倣品の疑いのあるものは売れません。また、ドラッグストアなどで売られている簡易的なものは効果が薄いことから、買取は難しいでしょう。

2-3.故障したものや古いものについて

故障している美容機器や、製造から3年以上たっている古いものは、買取することができません。また、新型モデルが出ると、旧型モデルが中古市場に多く出回るため、思うような価格で売れないこともあります。

2-4.人気の商品・ブランドなど

美顔ローラーでは、MTGのRefa(リファ)シリーズが人気です。ほかにも、ヤーマンの美顔器やパナソニックのスチーマーなど、新品がよく売れているものは、美容効果の口コミも多いことから、中古市場でも人気があります。

2-5.買取金額について

買取金額は、使用年数や現状によって異なります。買取業者によっても違うので、査定してもらうといいでしょう。このとき、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。