正月飾りの処分方法を解説! しめ縄やだるまの処分方法も!

5.正月飾りの処分でよくある質問

正月飾りを飾る方でも、正しい処分方法について理解していないケースが目立ちます。質問集を参考に、処分について覚えておきましょう。

Q.どんど焼きは地域によって名称が異なるもの?
A.はい、異なります。左義長(さぎちょう)やとんど焼きなどと呼ばれることもあり、地域によって名称が異なるのが特徴です。

Q.神社や寺のお焚き上げはどのように調べればいいのか?
A.神社や寺のホームページで確認しましょう。年中行事を掲載している場合もあり、お焚き上げの日程が分かります。記載がない場合は、電話で問い合わせるといいでしょう。

Q.鏡開きはどのようにやればいい?
A.鏡開きの際に注意したいのは、刃物を使わないことです。刃物は切腹するイメージがあるため、手でちぎるようにしましょう。餅が硬くなっている場合は、電子レンジで温めるか、水に浸(ひた)して柔らかくしてください。

Q.正月飾りの処分で、どんど焼きやお焚き上げがいい理由とは?
A.正月飾りには年神様が降りてきます。松の内が明け、どんど焼きやお焚き上げをすることにより、年神様を天に送り出すという意味が込められているからです。そのため、自分で処分する際も、丁寧にお清めをすることが理想とされています。

Q.だるまや熊手はお清めが必要ないというのは本当か?
A.だるまや熊手は露店で販売されているもので、神社や寺で授受されるものとは異なります。そのため、御神霊が宿るわけではなく、お清めは必要ありません。

まとめ

正月飾りの処分方法は、誰でも迷うことが多いものです。本来、正月飾りは年神様を迎えるためにあり、御神霊が宿るとされているため、処分する際はお清めやお焚き上げが必要となります。お焚き上げは神社や寺で行っており、地域でどんど焼きを開催している場合もあるでしょう。自分で処分する場合、お清め塩を振ってから新聞紙で包み、ほかのゴミとは分けて袋に詰めて出してください。正月飾りは日本の伝統文化ですから、正しい処分方法を知ることも大切です。