掃除機を買い替えたい人は必見! 処分方法とコツを詳しく解説します!

1.掃除機を買い替えるタイミングは?

最初に、掃除機を買い替えるタイミングについて詳しく解説します。

1-1.掃除機の寿命や故障について

掃除機の寿命は、約7年です。寿命が近づくと現れやすい故障については、以下を参考にしてください。

コードレス式

  • すぐに充電切れになる
  • 十分に充電できない
  • まったく充電できない

紙パック式

  • すぐに紙パックの交換サインが出る
  • 紙パックが外れてしまう

サイクロン式

  • 吸引能力が極端に落ちた
  • 突然動かなくなる
  • ゴミが内部にすぐに絡まる

ロボット式

  • すぐに充電切れとなる
  • まったく自走しない
  • 定位置に戻ることができない

なお、全種類共通の症状としては、異音や異臭がすることが挙げられます。不具合が出たときは、一時的なものか継続的なものかを判断し、修理・買い替えを検討してください。

1-2.掃除機を買い替えるタイミングは?

掃除機を買い替えるタイミングには、以下のようなものがあります。

  • 購入して7年以上の年数が経過した
  • 不具合が多発している
  • 現在の機能や能力に不満がある
  • 魅力的な新製品が出た

掃除機は、春・秋に新製品が出ることが多くなります。そのため、春や秋には、ひとつ前の「型落ち品」が安くておすすめです。最新機種とほぼ変わらない能力で、満足度が高いことでしょう。もしも、最新機種を狙うのなら、販売店の買い替えキャンペーンを上手に利用してください。

1-3.掃除機の修理はできる?

たとえば、製造後数年以内のもので、メーカーに補修部品が残っている場合は、修理可能な場合があります。まずは、メーカーの修理受付窓口に連絡し、修理可能との判断が出てから手続きしてください。なお、修理費用は数千円程度~となります。

場合によっては、新規購入のほうがお得でメリットが大きいこともあるので、十分に検討してから依頼しましょう。また、修理期間は数日以上かかることがあります。掃除機が使えない期間ができるため、掃除をどうするかについても考えておきましょう。

1-4.掃除機の買い替えに関する注意点

修理か買い替えかで迷うときは、以下のポイントを参考にしてください。

  • 購入してから日にちが浅く、保証期間内である:修理
  • メーカーに補修部品があり、簡単・安価に修理ができる:修理
  • メーカーで修理可能だが、費用が高い:買い替えがおすすめ
  • メーカーに補修部品がなく、修理ができない:買い替え
  • 現在の掃除機に何らかの不満がある:買い替え

2.掃除機の買い替えに伴う処分について

掃除機の買い替えに伴う処分について、詳しく解説します。

2-1.家電リサイクル法について

家電リサイクル法は、家電に含まれるレアメタルなどの希少資源を有効活用し、地球の資源枯渇を防ぐための法律です。指定品目は4つあり、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビとなります。指定品目は、自治体にゴミとして出すことができません。メーカーが責任を持って回収・リサイクルすることが原則となっているからです。なお、掃除機は現時点で対象品目ではないため、ゴミとして処分することができます。

2-2.自治体に処分を依頼する

不要になった掃除機は、自治体にゴミとして出す・小型家電リサイクル法に沿って処分を依頼する、の2つの方法があります。ゴミとして出す場合は、自治体によって不燃ゴミ・粗大ゴミのいずれかとなるため、確認が必要です。不燃ゴミなら、指定日時・場所に持っていけば無料で回収してもらえます。粗大ゴミの場合は、自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、回収日時・場所・料金の指示を受けましょう。

指示どおりに出せば、回収してもらえます。料金は、コンビニなどで「粗大ゴミリサイクル券」を購入することで支払いが可能です。回収時に、掃除機に貼りつけておきましょう。小型家電リサイクル法に沿って処分する場合は、役所などに設置してある専用回収ボックスに投入してください。回収費用は、無料です。

メリット

  • 自治体に依頼するので信頼度が高い
  • 処分費用が無料もしくは格安(粗大ゴミの場合で1台数百円程度)

デメリット

  • 不燃ゴミ・粗大ゴミの場合は資源リサイクルできない
  • 回収日時・場所を選ぶことができない
  • 集荷場所まで自分で運ぶ必要がある
  • 回収ボックスの設置数が少ない(小型家電リサイクル法に沿って処分する場合)
  • 手続きが面倒(粗大ゴミの場合)

2-3.販売店やメーカーに引き取り・下取りしてもらう

販売店やメーカーでは、新規購入キャンペーンとして引き取りや下取りを依頼できる場合があります。まずは、サービスを行っているか調べてみましょう。引き取りや下取りをしてもらいたいときは、事前に連絡してから持ち込み・送付してください。なお、新規購入のためのキャンペーンのため、手数料は無料となるでしょう。

メリット

  • 処分費用が無料
  • 買い替えと同時に処分できる
  • 下取りの場合は実質的に新規購入時の値引きとなる

デメリット

  • 対象機種が限られていることがある
  • 新規購入者だけがサービスを利用できる

2-4.リサイクルショップに売る

比較的新しくてキレイであり、まだ十分に使用できるものは、リサイクルショップに売ることができます。業者の店頭に直接持ち込み、査定を受けてください。査定の結果、業者が買い取り可能と判断し、金額に納得した場合は、取り引き成立です。掃除機を引き渡し、代金を受け取ってください。

メリット

  • 中古品としてほかの人に使ってもらえる
  • 買い取り代金が手に入る

デメリット

  • 買い取り不可の場合がある
  • 業者の店頭に持ち込むのが面倒
  • 処分だけを依頼することはできない

2-5.不用品回収業者に処分を依頼する

不要になった掃除機は、不用品回収業者に処分を依頼することができます。まずは、業者に連絡し、掃除機の状態などを知らせて費用見積もりをもらいましょう。金額・回収日時・場所・方法などをチェックし、問題がなければ正式に依頼してください。

メリット

  • 故障していても処分できる
  • 状態のいいものは買い取りになる場合がある
  • 回収日時・場所の指定ができる
  • 他の不用品を同時に処分依頼できる

デメリット

  • 処分費用がかかる