一人暮らしの掃除術! 毎日5分の習慣で「小ぎれい」を保つコツ
3.一人暮らしの掃除~スペシャル編~
基本の掃除だけではきれいにならない部分は、数か月おきに定期的なスペシャル掃除を行います。
3-1.スペシャルな掃除方法
スペシャル掃除は、掃除する場所によってサイクルを決めて計画的に実施しましょう。以下を参考にしてください。
- 1~2か月に1回:洗濯機のカビ取り・お風呂のカビ取り・エアコンフィルターの掃除・排水口のヌメリ取り
- 3~4か月に1回:よく料理をする人は、1年に2~3回は換気扇の掃除を。料理をあまりしない人は大掃除のときでもOK
- 半年に1回:クローゼットの点検。衣替えを兼ねて衣類や小物の収納状況チェックする。捨てるもの・売るものなどに分類する。季節の変わり目にはエアコンの掃除も実施
- 1年に1回:大掃除は春や秋など季節のいいときに実施する。窓ふきや冷蔵庫の中・靴箱の中・照明器具などを念入りに掃除する
3-2.スペシャル掃除のコツ
スペシャル掃除のコツは、自分が実施しやすいタイミングで行うことです。あらかじめ1年間の計画をざっと立て、スケジュールに組み込んでしまいましょう。スケジュール管理アプリやアラート機能を使うと忘れずに実行できます。
衣替えや大掃除は、ものを減らす絶好のチャンスです。不要になったものがないか、所持品を点検しましょう。定期的にものを減らすことで、部屋がすっきりしてきれいな状態をキープしやすくなります。
3-3.スペシャル掃除の便利グッズ
- カビ取り剤:しつこいカビには塩素系カビ取り剤を使う
- 重曹:油汚れや焦げ付きから、排水口のヌメリにも使える
- マイクロファイバークロス:鏡やカランなど金属部分を磨くときに
- 古タオル・古Tシャツ:小さくカットして拭き掃除に。惜しみなく使い捨てできる
- 古歯ブラシ:排水口や換気扇・フィルターなど、細かい部分の掃除に活躍
3-4.注意点
カビ取りをする場合、塩素系漂白剤を使用するときは、ゴム手袋・ゴーグルを着用し、換気を十分に行いましょう。また、酸性の洗剤と混ざると塩素ガスが発生して危険です。「まぜるな危険」の表示がある洗剤とは同時に使わないよう気をつけましょう。
4.一人暮らしの掃除に関するよくある質問
掃除や片付けなどに関する質問を紹介します。一人暮らしの部屋をきれいに保つために参考にしてください。
Q.掃除が苦手でついサボってしまいます。こんな自分でもできる方法を教えてください。
A.まずは「ながら掃除」からやってみましょう。テレビを見ながら粘着テープでソファをコロコロするなど、手軽なところから取り組んでください。
Q.朝は忙しくて5分間掃除の時間がとれません。
A.朝に時間がとれない場合は夜でも大丈夫です。帰宅後すぐや食事のあとなど、区切りがついたタイミングに決めると取り組みやすいでしょう。
Q.朝は忙しくてなかなかゴミ出しができません。何かコツはありますか?
A.時間がない朝にゴミ出しをするためには、前日の夜にゴミをまとめておくことです。出勤のついでに出せば手間もかかりません。
Q.毎日コツコツやるのが苦手な性格です。
A.5分間掃除の内容を週末にまとめてやってもいいでしょう。全部まとめても1時間もかかりません。2回に分けて土・日で行えば、1回あたりは15~20分で終わります。
Q.急に友だちが来ることになりました。最低限どこを掃除すればいいですか?
A.出しっぱなしのものを片付けて、ベッドを整えるだけでだいぶ印象が変わります。フローリングワイパーをざっとかけておきましょう。あとは、トイレ掃除をしておくことをおすすめします。
まとめ
一人暮らしの掃除は習慣化することがカギです。毎日コツコツでも週末に一気にでもいいので、自分の性格に合ったスタイルを見つけることで、掃除の習慣が長続きします。便利なグッズやアプリを使い、「小ぎれい」な空間を目指しましょう。