エアコンの買い替えはいつがいい? お得な時期や方法を徹底解説!
3.修理か買い替えかを見極めるポイント
エアコンを修理するか買い替えるか、迷うことがあります。見極めるためのポイントをご紹介するので参考にしてください。
3-1.保証期間内は修理
購入後まもなくて保証期間内なら、修理が一般的です。通常使用での故障ならメーカーの無料修理を受けることができます。また、購入時に販売店独自の保証に加入している場合も同様です。まずは、保証書の内容を確認し修理受付窓口に連絡して指示を受けましょう。なお、保証期間内であっても保証書を紛失した場合は、有料での修理となります。
3-2.修理可能で費用が安価なら修理
保証期間内を過ぎていても、修理可能であり費用が安価に済むのなら修理を検討しましょう。修理費用の目安は数千円以内です。ただし、故障内容によっては主要部品の交換となり数万円の費用が必要になることもあるため、よく考えて決めましょう。
3-3.修理不可能な場合は買い替え
すでにメーカーに補修用パーツがなく、修理不可能と判断された場合は、買い替えとなります。修理不可能になったエアコンは寿命を迎えたと考えましょう。なお、メーカーの補修用パーツ保有期間は、一般的に製造打ち切り後9~10年です。
3-4.エアコンの性能や機能に不満があるときは買い替え
現在使用しているエアコンの性能や機能に不満がある場合は、思いきって買い替えることで解決するものです。エアコンも、数年経過すると性能や機能が目を見張るほど進化します。不満を感じつつ使い続けるよりも、買い替えて快適な暮らしを手に入れましょう。
4.古いエアコンを処分する方法は?
古いエアコンを処分する方法で主なもの3つについて、メリット・デメリットを併せて解説します。
4-1.家電リサイクル法に基づいた処分
エアコンは、家電リサイクル法の対象品目であり、メーカーが責任を持って回収・リサイクルする義務があります。家電リサイクル法に基づいた処分を進める場合、まずはメーカーの受付窓口に連絡し、回収手続きをしましょう。郵便局でリサイクル料を支払い、家電リサイクル券を受け取ってください。後日、指定日にメーカーが回収しに来るのでエアコンを引き渡しましょう。
メリット
- メーカーに依頼するので信頼できる
- 確実にリサイクルしてもらえる
デメリット
- 手続きが面倒
- 申し込みから回収まで2週間程度かかることがある
- 回収費用がかかる(リサイクル費用+運搬料で1台につき4,000~5,000円程度)
4-2.家電量販店による下取りや引き取り
エアコンを買い替える場合は、家電量販店による下取りや引き取りを利用できることがあるため、業者に確認してみましょう。利用可能な場合は、家電量販店が依頼した専門業者に、古いエアコンを引き取りに来てもらえます。買い替えを促進するため無料サービスとなることが多いでしょう。また、条件によっては数千円程度で下取りとなり、実質的な値引きとなることもあります。
メリット
- 買い替えと同時に処分できる
- 新規購入時に実質的な値引きとなる場合がある
デメリット
- 対象機種が限られていることがある
- 下取りや引き取りだけで依頼できない
4-3.不用品回収業者に処分を依頼する
古いエアコンの回収は、不用品回収業者に依頼すると便利です。再販可能なものは買い取ってくれ、不可能なものは資源リサイクルに回してもらえます。まずは、業者に連絡し見積もりをもらいましょう。なお、条件によって無料宅配回収もしくは送料負担のみでの回収サービスを利用できる業者もあります。
メリット
- 壊れていても処分できる
- 再販価値の高いものは買取してもらえる
- 都合のいい日時を指定できる
- 自分で運ぶ手間がかからない
- ほかの不用品も同時に依頼できる
デメリット
- 回収費用がかかる
- 別途取り外し費用がかかることがある
- 宅配回収では取り外しや梱包(こんぽう)に手間がかかる