布団のハウスダスト対策を4つ紹介! 布団の選び方や手入れ方法も!
3.布団の手入れ方法
ハウスダスト対策には、定期的な布団の手入れも必要不可欠です。具体的な手入れ方法をご紹介します。
3-1.週に1回は掃除機をかける
週に1回程度は布団に掃除機をかけるようにしましょう。布団用の掃除機や布団専用ノズルを利用すれば、力を入れなくても比較的簡単に掃除が可能です。布団に掃除機をかける際は、ゆっくり時間をかけて行うようにしてください。1㎡あたり30秒を目安として掃除機をかけるようにしましょう。布団の上で何度も掃除機を往復させるのではなく、1か所の吸引時間を長くすることで、より効果的にダニを吸い上げることができます。
3-2.半年に1回は丸洗いする
布団の丸洗いは、半年に1回を目安にしましょう。布団を丸洗いすることで、ダニだけでなく、ダニのエサとなる汗や皮脂・アカなども洗い流すことができます。洗濯できない素材のものや洗濯機に入りきらない場合など、自宅で洗濯するのが難しいときは、布団をクリーニングに出すのがおすすめです。
3-3.晴れた日は日干しを
天気がよい日は、できるだけ布団を日干しするようにしてください。日干しすることでダニを死滅させ、ダニが好む湿った環境を改善することができます。時間帯としては、10時~15時くらいがおすすめです。空気が最も乾燥しているため、ダニの撃退に効果的でしょう。
3-4.布団カバーはこまめに交換する
布団カバーや枕カバー・シーツなどは、最低でも週に1回は交換し、洗濯するようにしましょう。特に夏場は汗をかきやすいため、できれば3日に1回は交換することをおすすめします。洗濯する際は、毛羽立ちを防ぐために、洗濯ネットに入れて行うようにしましょう。
3-5.布団乾燥機にかける
ベランダがない家や冬場など、布団の日干しが難しいときは、布団乾燥機にかけるのがおすすめです。天気に左右されず、一定の温度で使用できるため、確実にダニを退治することができるでしょう。布団乾燥機を使うことで、ダニが生息しにくい温度に布団を温めることができ、布団の湿度も低くなるのです。ただし、ダニを死滅させても、残った死がいやフンがアレルゲンとなってしまうため、布団乾燥機を使った後に、掃除機をかけて吸い上げることをおすすめします。
4.そのほか、寝室のハウスダスト対策
布団から出たハウスダストがたまりやすい寝室も、しっかりと対策を行う必要があります。ハウスダスト対策としておすすめの方法をご紹介しましょう。
4-1.起床後すぐに掃除する
寝室の掃除は、できるだけ起床後すぐに行うのがおすすめです。ハウスダストは人の動きによって空中に舞い上がり、就寝中に床に落ちます。つまり、朝起きたときに床にたまっているため、掃除がしやすいのです。寝室の床掃除は、できるだけ朝一番の、人が動き出す前にしてしまうようにしましょう。
4-2.上から下へと掃除をする
掃除は上から下へと行うのが基本です。先に床を掃除すると、上から落ちてきたハウスダストを取り除くことができません。そのため、照明のカサや本棚などの家具にたまったほこりを先に掃除し、最後に床の掃除機がけをしましょう。
4-3.こまめに換気する
ダニは湿気のある場所で繁殖するため、寝室の換気をできるだけこまめに行いましょう。布団がある寝室は、特に湿気がたまりやすい場所でもあります。掃除をするときはもちろんのこと、普段から「寝室のドアを閉めっぱなしにしない」「こまめに窓を開ける」など、換気を心がけるようにしてください。