カーペットをきれいにしたい人へ! 洗濯・クリーニング方法6つの秘訣
1.カーペットを洗濯する前に確認すること
大切なカーペットを洗濯する前に、基礎知識を身につけておきましょう。無造作に洗って「失敗しちゃった!」ということを防ぐためにも必要です。
1-1.洗濯表示を確認する
まず、お使いのカーペットの「洗濯表示」ラベルを確認してみましょう。素材やお手入れの方法とともに、製品にあった洗濯表示マークが記載されています。
もし、洗濯表示マークが「何となくはわかるけれども、それぞれの正しい意味がわからない」という場合は、消費者庁の「新しい洗濯表示」(平成28年にマークがリニューアル)をごらんください。どのマークがどのような意味なのかが掲載されています。
1-2.大きさを把握する
次に確認したいのが、カーペットの大きさです。自宅で洗濯OKのカーペットでも大きすぎて洗濯機に入らないようなら、バスタブなどに入れて手洗いしなければなりません。
もちろん、クリーニング店に出すときにも大きさによってクリーニング代が異なります。事前に大きさを把握することが大切です。
1-3.カーペットの洗濯・クリーニングの頻度
カーペットの洗濯・クリーニングの頻度は、カーペットの素材や大きさ、家族の人数や使用状況などによって異なります。クリーニング専門家の意見をご紹介しましょう。
- 一般的には、目立つ汚れがなくても3〜4か月に1度の洗濯・クリーニングが必要
- 秋冬物→春夏物、春夏物→秋冬物へとカーペットの衣替えをする季節に、クリーニングに出す人が多い
- ペットや赤ちゃんのいるご家庭は1〜2か月に1度の洗濯・クリーニングが望ましい
1-4.自分で洗えるかどうか
カーペットを手洗い、もしくは洗濯機による洗濯をするときには次の項目をチェックして「自分で洗えるかどうか」を決めてください。
- カーペットが洗濯機かバスタブに入る大きさか
- 洗ったカーペットを広げて干す場所はあるか
- 洗ったカーペットは重いので干す場所まで運んでくれる人手があるか
2.洗濯機で洗う方法
カーペットを洗濯機やコインランドリーで洗う方法をご紹介しましょう。
2-1.自宅の洗濯機で洗う手順
洗濯機で洗う場合は、以下の手順で行ってください。
- 目立つ汚れがある場合は、おしゃれ着用の中性洗剤の原液をつけてタオルで軽くたたく
- 1の部分が1番外側になるよう、洗濯ネットの大きさに合わせて「びょうぶ畳み」(※)に折る
- 2をさらにくるくると丸め洗濯ネットの中に入れる
- 「大物洗いコース」か「毛布コース」を選ぶ
- 洗濯機に表示された分量の洗濯用洗剤を入れて洗う
- 風通しがよい場所で直射日光を避け陰干しをする
- 完全に表裏が乾いているのを確認してから取り込む
※びょうぶ畳み:びょうぶのように山折り→谷折りを繰り返して折ること
2-2.コインランドリーで洗う手順
コインランドリーを利用する場合は、設置してある洗濯機に自分のカーペットが入るかどうか事前に確認しておきましょう。目安は以下を参考にしてください。
- 1畳敷き:12kgの洗濯機
- 2畳〜3畳敷き:15kgの洗濯機
- 6畳敷き:22kgの洗濯機
大きさを確認したら、後は「2-1.自宅の洗濯機で洗う手順」と同様に洗ってください。カーペットの裏地がゴムのものや、表と裏がノリ付けしてあるカーペットは乾燥機にかけないようにしましょう。