布団は家庭で洗濯できる? クリーニングやきれいに保つコツを紹介

3.布団を洗濯する際のポイントは?

布団をよりキレイに洗うために押さえておきたいポイントを紹介します。

3-1.自宅の洗濯機で洗う場合は大きめのネットに入れる

洗濯機で布団を洗う場合は、そのまま洗濯槽に入れるのはNGです。毛布・カバーなどの寝具類は、どれも大きくでデリケートなので、必ず大きめのネットに入れて洗濯してください。ホームセンターやインターネットショッピングサイトでは、敷き布団や毛布もしっかり入るサイズのネットが販売されています。

3-2.洗剤は「液体タイプ」を使う

洗剤は粉末タイプではなく、液体タイプを使用してください。大きめのネットに布団を入れても、洗濯機の中がいっぱいになります。そこに粉末タイプの洗剤を入れると、十分に溶けない可能性があるからです。また、液体酸素系漂白剤を使用すると、除菌・除臭効果が高まるのでぜひ一緒に入れてみてください。

3-3.布団の干し方も大切!

洗い終わった布団の干し方も、重要なポイントの1つです。普通に物干し竿にかけてしまうと、重量で倒れることがあります。洗い終わった布団は、2本の物干し竿にまたがせるように干してください。ダブルバーになっている布団干しなら、通気性が抜群なので速く乾きます。

また、布団は陰干しするのが1番良いといわれていますが、無理な場合は上から布をおおい、直射日光を防いでください。直射日光を浴び続けると、色落ちによるトラブルが起きます。さらに、布団の乾燥は時間がかかるため、連日干せるように雨の心配がない日を選んでください。布団を干す前に、2~3日程度の天気予報をチェックしておきましょう。

4.クリーニングに出す場合は?

では、クリーニングに出す際の手順と注意点を解説します。

4-1.主な手順

近くの店舗に直接布団を持ち運ぶのが一般的な方法です。しかし、布団の量が多い・重くて運ぶのが困難な場合があるでしょう。そんなときは、宅配サービスを利用してください。近年は、宅配サービスを展開している店舗が多く、ダンボールに布団を詰めて送るだけでクリーニングが依頼できます。宅配業者に依頼すれば取りにきてくれるので、車の運転ができない方でも安心です。中には、布団を使い始める時期にクリーニングされた布団を送ってくれるサービスもあるので、チェックしてみると良いでしょう。

4-2.注意点

クリーニング店によって、取り扱い可能な素材が異なります。たとえば、シルクの掛け布団はNGなど、店舗で異なるので注意しなければなりません。「わざわざ持って行ったのに持ち帰ることになった」という二度手間にならないよう、事前にホームページや電話で確認しておきましょう。