除湿機の寿命は何年? いつ買い替えるのがベスト?

3.除湿機の買い替えについて

除湿機を新しく買い替えるタイミングや、古い除湿機の処分方法についてご紹介します。

3-1.需要が高まる時期を避けて買い替えを

除湿機を買い替える際は、需要が低くなるタイミングを見極めることが大切です。たとえば、梅雨時期や冬場は屋外に洗濯物を干すことができないため、室内に干しても湿気の影響を受けないように除湿機を導入する家庭が多くなっています。この時期は除湿機の需要が増えて値段も高くなるため、買い替えは避けたほうがよいでしょう。梅雨時期の需要のピークを過ぎてから冬場の需要期を迎える前までの、7~10月ごろに買い替えるのがおすすめです。

3-2.製造終了から8年以内であれば修理が可能な場合も

除湿機は製造終了から8年間はメーカーが部品を保有しているため、修理が可能です。8年以上経過すると部品の入手が困難になるため、故障しても修理できない可能性が出てきます。修理か買い替えかで迷ったときは、製造終了から何年経過しているかを調べた上で検討するとよいでしょう。

3-3.除湿機を処分する3つの方法

除湿機の処分方法には、主に以下の3つがあります。それぞれのメリットとデメリットをご紹介しましょう。

3-3-1.自治体を利用して捨てる

自治体のゴミ回収を利用する場合、除湿機は燃えないゴミか粗大ゴミとして取り扱われます。粗大ゴミとして捨てる場合は、事前に申し込みをして粗大ゴミ処理券を購入しておきましょう。また、自治体によっては小型家電リサイクルの取り組みを行っており、除湿機を小型家電として回収しているところもあります。この場合、大型スーパーや家電量販店・公共施設などに回収ボックスを設置しており、投かんするだけで無料で処分可能です。ただし、除湿機のサイズによっては回収ボックスの投かん口に入らない可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

3-3-2.家電量販店に引き取ってもらう

除湿機を買い替える場合、新しい除湿機の購入と引き換えに、古い除湿機を無料で引き取ってくれる家電量販店もあります。ただし、こうしたサービスを行っていない家電量販店もあるため、持ち込む前に問い合わせておくとよいでしょう。メリットは、購入と処分が同時にできるという点です。ただし、除湿機を自分で持ち運ぶのが難しい人にはおすすめできません。

3-3-3.不用品回収業者に依頼する

家庭から出た不用品を回収してくれる業者に依頼する方法もあります。自宅まで回収に来てもらえるため、自分で運ぶ手間がないという点がメリットでしょう。また、中には買取も同時に行っている業者もあり、状態がよければ買取・悪ければ回収という形で引き取ってもらえます。ただし、処分したいものが除湿機だけの場合は、回収料金が割高になってしまう可能性があるでしょう。ほかにも処分したいものがあるときに利用することをおすすめします。

3-4.悪質な不用品回収業者に注意

不用品回収業者を利用する際は、悪徳業者の存在に十分注意してください。許可を持たずに営業し、違法行為をしている業者も少なくないのです。このような業者を利用して「高額な料金を請求された」「不用品を不法投棄された」という例も数多く報告されています。トラブルに巻き込まれないよう、業者選びは慎重に行いましょう。

4.除湿機の寿命に関するよくある質問

「除湿機の寿命について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.不要になった除湿機を買い取ってもらうことは可能ですか?
A.正常に動作するもの・状態がきれいなもの・有名メーカーのものなどは買取してもらえる可能性があります。

Q.フィルターが汚れたまま使用していると、なぜ除湿機の寿命が短くなるのでしょうか?
A.フィルターがほこりで目詰まりを起こしていると、機械に余分な負荷がかかってしまうためです。

Q.除湿機の新製品が発売されるのはいつごろでしょうか?
A.毎年4月が新製品の発売時期となります。

Q.除湿機を粗大ゴミとして捨てる場合、料金はいくらかかるのでしょうか?
A.自治体によって異なりますが、200円程度のところがほとんどです。事前に確認しておきましょう。

Q.悪質な不用品回収業者にはどのような特徴があるのですか?
A.一般廃棄物収集運搬業の許可を得ていない、事前の見積もりを受け付けていない、事務所の所在地を明らかにしていない、などの特徴があります。

まとめ

除湿機の寿命や買い替えのタイミング・処分方法などを詳しくご紹介しました。除湿機は、湿度を下げて快適な室内空間を作り出すために重要な役割を果たします。寿命が近いサインや不要になったときの処分方法をしっかりと把握し、スムーズに買い替えをしてください。