新居のインテリアコーディネート術は? インテリア選び&配置の仕方

3.新居のインテリア~配置のポイントは?

新居のインテリアを選んだら、次は間取りに合わせて配置していきます。ここでは、インテリアの配置ポイントをチェックしていきましょう。

3-1.大型家具から配置しよう

前述したとおり、大型家具の配置は新居における重要なポイントです。特に、新居のスペースが狭い場合は、大型家具を1~2点設置しただけで部屋が狭くなるでしょう。新居への引っ越しを機に、必要ない大型家具を処分してください。そして、必要な大型家具から先に配置していきます。できれば、家具の幅・奥行きは事前に計測し、そのサイズに合わせて方眼紙などを間取り図と同じ縮尺で切り取ってください。そうすれば、パズルのように組み合わせたり並べ替えたりしながら、配置場所を決めることができます。

3-2.開口部・生活動線を考える

図面を見て家具配置を決める際は、開口部と生活動線を考慮するのがポイントです。開口部とは、ドア・窓のような開け閉めができる場所のことで、その前にはものを置くことができません。また、押し入れ・収納スペースの前にも家具を置くことができないので注意してくださいね。キッチンからリビングへ、洗面所から洗濯物を干すためにベランダへ移動するなど、生活動線を邪魔する場所にもインテリアを設置しないように気をつけておきましょう。

3-3.人がすれ違ってもぶつからないスペースを確保する

家族が多いほど、人がすれ違ってもぶつからないスペースを確保しなければなりません。ギュウギュウにインテリアを配置すると、生活しにくい環境になってしまいます。ダイニングテーブルとイス・食器棚を設置する際は、イスや引き出しを引いたときのスペースはどのくらいになるのかを考えて配置してください。

3-4.生活習慣を考慮する

家庭によって生活環境が異なり、使いやすい家具の位置も変わるでしょう。インテリアの配置を決める際は、ほかの家を参考にするだけでなく、生活習慣に適した家具の位置を見直すことが大切なポイントです。できれば、引っ越し前に具体的な配置を決めておき、生活習慣が変わるたびに見直すと良いでしょう。

3-5.部屋を広く見せたいなら「目線の先」を考える

ゴチャゴチャとした印象を与える部屋は、目線の先に大型家具が配置されています。たとえば、リビングのドアを開けた瞬間、食器棚が目線の先にありませんか? 目線の先に大きな家具を配置すると、部屋全体が狭く見えがちです。そのため、部屋を広く見せるなら、目線の先をスッキリさせましょう。大型家具はできるだけはじに寄せるなど工夫することがポイントです。

4.新居のインテリア例をチェックしよう!

「どんなインテリアを選べば良いのか分からない」という方は、インテリア例を参考にしましょう。いくつかの例を参考にすることで、具体的なイメージがしやすくなります。

4-1.無印良品

シンプルでおしゃれなインテリアを販売している「無印良品」のホームページでは、アドバイザーとともに部屋のコーディネート例を写真付きで紹介しています。1人暮らしから家族向け・コンパクトな空間など、さまざまなテーマをもとにコーディネートされているので参考にしてください。また、写真で使われている家具は、無印良品で購入でき、同じレイアウトが可能です。

4-2.ニトリ

コーディネートしやすいシンプルなインテリアが安価で購入できる「ニトリ」でも、実際の商品を使用したインテリア例が紹介されています。ヴィンテージ・フェミニン・ナチュラルモダン・ジャパニーズモダンなど、幅広いテーマに沿ったインテリア例がピックアップされているので、お気に入りのテーマが見つかるでしょう。

4-3.大塚家具

大手家具メーカーの「大塚家具」では、アイテム・部屋・目的・コーディネート・ライフステージ別のインテリア例と選び方等が掲載されています。インテリアコーディネート例が充実しているため、新居のインテリアを決める参考におすすめです。