家具の地震対策方法を解説! グッズの種類や使い方を紹介
3.家具の置き方にも気をつける
グッズなどを使って転倒防止対策を行っても、万全ではありません。家具の置き方も以下のように気をつけましょう。
- 寝室に背の高い家具を置かない
- 玄関など、避難経路になる場所に背の高い家具を置かない
- 地震が起きたら、家具が倒れてもいいように机の下などに入る
- 本や食器棚・洋服ダンスなどはあまり背の高いものを選ばない
たとえば、洋服ダンスよりもクローゼットに服を収納すれば、背の高い家具を減らすことができます。背の高い家具はたっぷり収納できるメリットがある反面、地震対策が必須ということを覚えておきましょう。
4.家具の地震対策に関するよくある質問
この項では、家具の地震対策に関するよくある質問を紹介します。
Q.家具は、どんなものでも地震対策をした方がいいのでしょうか?
A.背の高い家具は転倒防止、背の低い家具は揺れで動かないようにストッパーなどで固定するのがおすすめです。可能な限りの家具にやっておきましょう。
Q.ストッパーやジェルはあまり効果がないと聞きました。
A.重いものを入れた家具は、勢いがつくとストッパー程度では止まらないこともあります。しかし、服など軽いものを入れた背の低い家具ならば効果があるでしょう。家電などを止めるためにも効果的です。
Q.寝室に背の高い家具を置かざるをえないのですが、注意することはありますか?
A.倒れてきたとき、頭に家具が当たらないような配置に置きましょう。
Q.家具以外にも、地震対策で気をつけることはありますか?
A.高いところに、重いものを置かないことです。たとえば、冷蔵庫の上に電子レンジなどの家電を置かないようにしましょう。
Q.オフィスでも、同じような地震対策をした方がいいですか?
A.はい。オフィスも書類棚など転倒すると危険な家具がたくさんあります。
まとめ
今回は家具の地震対策を紹介しました。地震対策をしても被害を完全に防ぐことはできませんが、より被害を少なくすることができます。特に、本棚やタンスなど背が高く重い家具を中心に対策を立てましょう。
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