乾電池の処分方法を知りたい? 安全でエコな捨て方を教えます!
1.乾電池は何ゴミ?
最初に、乾電池の主な種類やゴミの区分について見ていきましょう。
1-1.乾電池の主な種類は?
乾電池の主な種類には、以下のようなものがあります。
1-1-1.乾電池
乾電池は電解液を内部に保持し、直流電流を流すことができるものです。基本的に1回だけの使いきりタイプであり、容量によって主に以下のように分けることができます。
- 単1形:12,500 ~17,000mAh
- 単2形:5,700 ~7,700mAh
- 単3形:2,000 ~2,700mAh
- 単4形:850 ~1,300mAh
- 単5形:650 ~ 900mAh
また、以下のような種類に分けることが可能です。
- 円筒型乾電池:マンガン乾電池・アルカリ乾電池・ニッケル乾電池・リチウム乾電池など
- ボタン型乾電池:酸化銀電池・水銀電池・二酸化マンガンリチウム電池・空気亜鉛電池など
1-1-2.充電式電池
充電式電池は、専用の充電器で充電することで繰り返し使える電池です。充電式電池には、ニカド電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池・小型シール鉛蓄電池などがあります。充電式電池は、電池本体にリサイクルマークが表記され、「資源有効利用促進法」により使用済み電池の回収およびリサイクルが義務となっているのが特徴です。
1-2.乾電池のゴミの区分は?
乾電池は不燃ゴミや区分ゴミなどに、充電式電池はリサイクル目的に回収されます。充電式電池には、リサイクルマークがついており、回収後自治体によってリサイクルされるのです。なお、充電式電池を不燃ゴミとして出すのは破裂などの危険があるのでやめましょう。なお、より詳しい出し方については、自治体のホームページで確認してください。
2.乾電池の処分方法
乾電池の処分方法について詳しく解説します。
2-1.アルカリ・マンガン乾電池
アルカリ・マンガン乾電池は、各自治体や販売店の回収ボックスを利用するといいでしょう。処分の際は、ショートすることを防ぐために+極と-極の両方をビニールテープなどで絶縁するのを忘れないでください。回収日時・場所などの決まりごとや捨て方については、各自治体のルールに従いましょう。なお、自治体・販売店ともに回収費用は無料です。
2-2.ボタン電池
ボタン電池の回収は、各自治体で無料にて行っています。ボタン電池を処分するときも、+極と-極の両面にビニールテープなどを貼って絶縁してください。その後、自治体設置の専用回収箱に投入しましょう。回収日時や場所などについては、自治体のルールに従ってください。なお、ボタン電池の回収は販売店でも行っています。詳しくは、販売店に確認してください。
2-3.充電式電池
充電式電池は、自治体もしくは家電販売店に設置してある専用回収ボックスに投入することで無料で処分できます。充電式電池は、回収後リサイクルされることで資源の有効活用が可能です。処分するときは、充電器との接続端子をビニールテープなどで絶縁してください。