エアコン電気代の節約術! つけっぱなしの方がお得なのは本当?
5.エアコンの電気代に関してよくある質問
エアコンの電気代に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。
Q.窓の断熱は電気代節約につながるのか?
A.窓はガラス1枚で薄いので、夏は外の熱を取りこみ、冬は室内の熱を逃しやすい傾向があります。よって、窓の断熱を徹底することで電気代節約につながるのは本当です。簡単にできる方法としては、窓用の断熱シートを貼る方法があります。断熱シートはホームセンター等でも購入できるので、ぜひ試してみてください。ほかには、遮光・遮熱カーテンにかけ替える方法もあります。
Q.節約できる冷房・暖房の設定温度は?
A.冷房は28℃、暖房は20℃が目安といわれています。設定温度を1℃調整するだけでも約10%の節電効果が期待できるのです。最初は、なかなか慣れずに設定温度を上げたり下げたりするかもしれませんが、それだけで電気代が高くついてしまうので注意してくださいね。節約につながる設定温度で生活できるよう、習慣づけをするようにしましょう。
Q.フィルターの掃除方法が知りたい
A.フィルターの掃除は、自宅でも簡単にできます。基本的に、以下の流れで掃除をしてください。
- エアコンのフィルターを外す前に、掃除機をかけてある程度のホコリを取りのぞく
- ゆっくりとエアコンのフィルターを取り外す
- 取り外したフィルターを外側から掃除機をかけ、付着したホコリを取りのぞく
- 目に詰まった細かいホコリを、シャワーで洗い流す
- 洗い流した後、しっかり乾燥させてから元の位置に戻して完了
Q.つけっぱなしに向いていない古いエアコンとは?
A.1994年以前に製造されたエアコンは、年間約35,000円もの電気代がかかるといわれています。逆に、発売年数が新しい2015年のエアコンの場合、消費電力量が少なく、年間約22,300円です。つまり、1994年と2015年のエアコンでは、なんと約12,700円もの差が出てきます。古いエアコンほど年間消費電力量が増えるので電気代がかかるのです。
Q.エアコンをつけっぱなしにするメリット・デメリットは?
A.外から帰ったときに快適な部屋で過ごすことができ、つけたり消したりするわずらわしい作業から解放されるのがメリットです。状況によっては、つけっぱなしにしたほうが電気代が高くなることがありますが、逆に安く抑えられることもあります。また、デメリットは喉が痛くなったり、肌が乾燥したりと環境にあまりよくない点です。
まとめ
エアコンが最も電力を使うのは、稼働時と室内が設定温度になるまでです。つまり、室内が設定温度になれば、エアコンのエネルギー消費量が少なくなります。夏場は設定温度を高めに、冬場は低めに設定するのはもちろんのこと、こまめにオンオフをしないように気をつけましょう。また、電力会社のプランを見直すのも大切なポイントです。エアコンの使い方とポイントをマスターしておけば、最小限の電力で使うことができ節約につながります。