壊れた冷蔵庫の処分はお金がかかる!? 意外な使い道アイディアのご紹介

3.壊れた冷蔵庫の処分方法

次に、壊れた冷蔵庫の処分方法をご説明します。

3-1.冷蔵庫を買い替える場合

新しい冷蔵庫を購入した際、古いものを回収してもらえる場合があります。新しい冷蔵庫を配送したときに、古いものをそのまま持って行ってもらえるので大変便利です。また、ネットで購入した場合でも、「古い冷蔵庫の処分」といった内容のサービスをカートに入れることで、回収サービスを受けられることがあるでしょう。回収費用については、メーカーが同じなら無料・数百円~数千円の手数料を支払う場合、などさまざまです。事前に必ず確認しておきましょう。

3-2.メーカー回収を利用する場合

メーカーに回収を依頼する場合は費用がかかります。料金はリサイクル料金+運搬費用となるので、1万円以下で処分できるでしょう。メーカーのHPより、家電リサイクル回収のページへ行くと、「回収処分サービス」を購入できます。配送業者がリサイクル券を持ってきてくれるので、自分で用意する必要はありません。

3-3.回収業者に依頼する

家電や家具を取り扱っている不用品回収業者に依頼するという方法もあります。料金は、リサイクル料金+運搬費用数千円となりますが、別途出張費用がかかることがあるので、冷蔵庫1点だけの回収よりも、不用品をまとめて回収してもらったほうがお得になりやすいでしょう。
また、軽トラック積み放題といったパック料金(1万~2万円程度)なら、家電リサイクル法対象家電を、追加料金なしで積める場合もあります。

3-4.壊れている冷蔵庫の買取は?

壊れている冷蔵庫の買取は、普通は難しいと思っていたほうがよいでしょう。冷蔵庫は、アンティークや希少品としての価値もつきにくいので、実用できないものは買い取れないことがほとんどです。ただし、製造年から1~2年といった非常に新しい冷蔵庫なら、修理すれば使える可能性があるため、もしかしたら買取してもらえるかもしれません。壊れ方にもよるので、一度、買取業者などに相談してみるとよいでしょう。

処分方法は複数あるんですね。
はい。時間に余裕を持って処分することも大切です。

4.壊れた冷蔵庫についてよくある質問

Q.店舗や会社で使っている冷蔵庫の処分方法は?
A.企業で使っている冷蔵庫は、産業廃棄物として処分する必要があります。産業廃棄物取扱の資格を持っている業者に依頼してください。また、新しい冷蔵庫に買い替える際は、購入する店舗や業者に事前に相談することで、古い冷蔵庫を持って行ってもらえるでしょう。

Q.冷蔵庫から、異臭がするのですが
A.カビ臭い・腐臭のような臭いの場合は、雑菌が繁殖している可能性があるでしょう。また、掃除機の廃棄のような臭いがする場合は冷媒がもれています。保管庫として使うことも難しいので、処分を検討したほうがよいでしょう。

Q.冷蔵庫のサイズが分かりません
A.冷蔵庫の型番を調べることで、サイズが分かります。冷蔵庫の型番は、冷蔵庫の壁面に貼られたシールに書いてあるでしょう。取扱説明書がある場合はそちらも参照してください。

Q.冷蔵庫の運び出しには料金がかかりますか?
A.搬出費は、運搬費に含まれていることがほとんどです。ただし、階段を使用して冷蔵庫を運ぶ場合や、ベランダなどからつりおろし作業がある場合は、追加料金が発生することがあります。回収を依頼する際は、家の構造やエレベーターを利用するルートなども確認しましょう。

Q.冷蔵庫をきれいにするには?
A.冷蔵庫のカビや雑菌類は、アルコールスプレーが有効です。もう食べ物を入れないというのであれば、漂白剤など少し強めの薬剤を利用してもよいでしょう。洗剤類を使ったあとは、水拭きでよく洗剤成分を拭き取り、最後にから拭きしてしっかり乾かしてください。冷蔵庫は密封性が高いため、水分が残ったままドアを閉めると湿気がこもってしまいます。

まとめ

壊れた冷蔵庫の使い道や注意点、処分方法についてご紹介しました。壊れた冷蔵庫の取り扱いに困ったら、今回ご紹介した内容を思い出してみてください。また、冷蔵庫を買い替える際は、販売店などに古い冷蔵庫の処分について、必ず相談しましょう。