フィルムカメラは買取に出せる! 中古需要があるカメラや売却方法を紹介
1.フィルムカメラの中古需要
まず、どのようなフィルムカメラが買取対象となるのか、買取需要などを見ていきましょう。
1-1.フィルムカメラの種類や人気機種
フィルムカメラは、銀塩フィルムを記録媒体とするカメラです。サイズは大きく分けて3つあり、35mmカメラ・中判カメラ・大判カメラとなっています。手軽に利用できるカメラは、35mmカメラです。中でも、一眼レフのものは、特に人気が高い機種でしょう。
1-2.フィルムカメラで人気のあるメーカー
前述したとおり、フィルムカメラは今もなお根強いファンがいるため、中古需要も一定数が見込めます。ライカやローライなどの骨董(こっとう)価値があるものは、特に買取対象となりやすい製品です。とはいえ、ライカやローライ以外にも、デジカメと共通でレンズを使うことができる、キャノン・ニコン・ペンタックス・オリンパスなども人気メーカーといえるでしょう。一眼レフカメラ・レンジファインダーカメラ・二眼レフカメラなどは、買取対象となりやすいカメラです。
1-3.買取対象となるフィルムカメラ
フィルムカメラは、状態によって買取できるかどうかが決まります。外観の傷や汚れ・内部のカビやくもり・故障などがある場合は、買取対象にはなりません。問題なく使用でき、状態が良好なものなら、買取価格がつくでしょう。
ただし、骨董(こっとう)価値があるものに限り、状態に関係なく買取となるケースもあります。交換用レンズの同時買取も可能です。まず査定を受け、買取可能かどうかを確かめましょう。
2.フィルムカメラの買取時期や相場
フィルムカメラの買取価格相場や、具体的な売却方法をご紹介します。
2-1.行楽シーズン前が買取のベストタイミング
カメラは年々機能が高まり、性能もアップしています。そのため、新しい機種が登場すると、古い機種の価値は急落してしまうものです。不要になった場合や古いフィルムカメラを自宅で見つけた場合は、なるべく早い段階で売るようにしましょう。春や秋などは行楽シーズンを迎え、写真撮影をする機会が増えます。フィルムカメラのニーズも高まるので、行楽シーズン直前が、おすすめの買取時期です。
2-2.高額査定の商品や高く売るポイント
フィルムカメラを買取に出す前は、なるべくきれいに掃除をすることが高額査定につなげるポイントです。カメラは撮影しているうちに、内部にホコリなどが混入することがあります。肉眼で見える範囲をメンテナンスし、見栄えよく整えておくことが大切です。
高額査定になりやすいのは、年式が新しいもの・未使用品・シャッター回数が少ないものなどでしょう。ライカやローライはコレクターに人気があるフィルムカメラで、高値で売ることができる場合が多くなっています。
2-3.買取価格相場
フィルムカメラの買取価格は、メーカー・年式・状態によって左右されます。フィルムカメラ本体は、安い場合で100円ほど、高い場合で数万〜数十万円の買取価格がつくでしょう。中判カメラや大判カメラは新規購入費用が高いため、中古で探す方が多い製品です。そのため、35mmカメラより高値になりやすい傾向があります。買取価格の相場は、複数の業者で査定を受け、見積もりを比較すると見えてくるでしょう。