オフィスチェアの買取でお得な方法は? コツ・注意点を詳しく解説!
1.オフィスチェアの買取について
最初に、オフィスチェアの買取の基本を見ていきましょう。
1-1.オフィスチェアの買取がおすすめの場合は?
以下のような場合は、オフィスチェアの買取がおすすめです。
- オフィスの引っ越しで不要なオフィスチェアが出た
- オフィスの模様替えをしてオフィスチェアが不要になった
- 倒産や廃業などの理由でオフィスチェアを処分したい
1-2.オフィスチェアの中古需要はある?
オフィスチェアは、中古需要があります。企業では、経費削減のためにできるだけ安くオフィスチェアを購入したいからです。中古でも問題なく使用できるものであれば、十分に対応できます。そのため、業者ではオフィスチェアの買取を積極的に行っているのです。
1-3.買取可能なオフィスチェアの条件
オフィスチェアで以下の条件を満たしたものは、買取可能です。
- 人気メーカー・ブランドのもの(コクヨ・ヨドコウ・イトーキ・オカムラ・エルゴヒューマン・ハンマーミラーなど)
- 故障していない・正常に機能する
- 素材の傷みが軽度
- 付属品や説明書がそろっている
- 汚れやひどい臭いがない
1-4.オフィスチェアの買取相場
オフィスチェアの買取相場は、1脚数千~数万円程度です。元の価格が高いもの(ハーマンミラーなど)は、状態しだいで新品の半額程度で買取になることもあります。特に、高機能・高性能をウリにしたオフィスチェアが人気を集めており、高額買取も夢ではありません。また、数脚以上になると買取価格の上乗せも期待できるでしょう。なお、高額ではないオフィスチェアは、新品の数分の1程度の金額が相場です。
1-5.買取不可の場合は事業ゴミとして処分する
オフィスチェアは、買い取ってもらえなかった場合、事業ゴミとして処分する必要があります。事業ゴミは産業廃棄物となるため、自治体に一般ゴミとして回収してもらうことができません。自治体が指定した業者に回収を依頼するか、「産業廃棄物収集運搬許可」を取得済みの不用品回収業者などに処分してもらいましょう。
2.リサイクルショップによる買取
オフィスチェアをリサイクルショップに買取してもらう方法を解説します。
2-1.営業店舗が近く自分たちで運べる場合におすすめ
リサイクルショップの営業店舗が近くにあり、自分たちで運べる場合におすすめです。リサイクルショップでは、多くの場合、店頭持ち込みによる買取査定となります。まずは、オフィスチェアを持ち込むための車両を事前に用意しておきましょう。
2-2.リサイクルショップの買取方法や流れ
オフィスチェアをリサイクルショップに買取してもらう方法は、以下を参考にしてください。
- リサイクルショップの店頭にオフィスチェアを持ち込む
- 店頭で買取査定を受ける
- 査定の結果、買取可能で提示金額に納得できる場合は正式に依頼する
- オフィスチェアを引き渡し、代金を受け取って完了
2-3.その場で代金を受け取れるなどがメリット
リサイクルショップでは、再販目的でオフィスチェアの買取を即金で行っています。したがって、すぐにでも現金が必要な場合は、リサイクルショップでの買取が有利でしょう。また、即金で取り引きが完了するため、経理の記帳も楽です。
2-4.処分だけでは依頼できないなどデメリット
オフィスチェアが買取不可となった場合、リサイクルショップでは処分してくれないことがデメリットです。買取不可となったものは、持ち帰ってほかの方法で処分する必要があります。買取不可の場合は、手間がかかることを承知しておいてください。
2-5.大量持ち込みの場合は事前確認を
リサイクルショップに大量のオフィスチェア(目安として10脚以上)を持ち込むときは事前に確認しておきましょう。リサイクルショップでは、大量のオフィスチェアの持ち込みを想定していないケースが見られます。基本的に、個人経営の業者が多く、大量の在庫を抱えないようにしていたり十分な保管場所を確保していなかったりすることもあるからです。