クロムハーツを買取に出すベストな方法は? どうすれば高く売れるのか?
1.買取前に知っておきたいクロムハーツの需要
買取を進める前に、クロムハーツの中古・買取需要がどのくらいあるのかチェックしておきましょう。あわせて、買取対象になるものとならないものの違いについても解説します。
1-1.クロムハーツの特徴、人気の種類を知ろう!
クロムハーツは、男らしい存在感のあるデザインと、クールな印象を与えるシルバーアクセサリーが特徴といえるでしょう。まさに、メンズアクセサリーの代名詞ともいえる存在です。また、クロムハーツの製品は、1点1点手作り加工されていることが人気の理由で、生産数が少ない点も、中古・買取事情に大きく関係してくる要素といえるでしょう。
特に、人気があるのは、クロムハーツを象徴する代表モチーフが施されているアクセサリーです。「クロス(十字架)」「フローラル(花)」「ダガー(中世の短剣)」「フレア(フランス王家の紋章)」「ハート」などがあります。
1-2.中古・買取需要が高いのは1点1点が職人の手作りだから
生産数が少ないこと・世代や年代問わずに愛されていること・1点1点が職人の手作りであること、これらを踏まえると、クロムハーツの中古需要は高いといえるでしょう。特に、大きなポイントは「数に限りがあること」です。生産終了品や限定ものなどはレア価値がつき、中古市場で高額な金額で取り引きされています。
新品価格が高いので、新品よりも安く手に入る中古は、クロムハーツに憧れを抱いている方にはうってつけなのです。たとえ、多少傷がついていても、それも「良い味」になるので、中古でも手に入れたい方であふれています。
1-3.巧妙になりつつある偽物に要注意
高級ブランドでありがちなのが、偽物と知らずに購入してしまうことです。クロムハーツは人気の高いジュエリーブランドということもあり、偽物がたくさん出回っています。査定時に偽物と判明するケースも多いのです。では、どうすれば見分けられるのか……ポイントは「刻印」にあります。多くの偽物は、刻印が深く均一になっていますが、本物は刻印の深さが均一ではありません。職人が1点ずつ作っているからこそ、均一ではなく逆にムラが出てくるのです。
1-4.最近は買取対象外の業者が増えている!?
クロムハーツの人気が高い分だけ、偽物も多く出回るようになりました。そのため、最近では「クロムハーツのシルバー製品は買取対象外」という業者が増えてきているのです。偽物が増えると同時に、本物と見分けるのも困難なほど巧妙な偽物も出てきています。
先ほど、偽物と本物の違いを挙げましたが、この違いはプロの鑑定士でも判定が難しいものなのです。しかし、すべての買取店が買取不可となっているわけではなく、買取を行っているところもあります。ただ、すべての業者が積極的に買取を行っているブランドとはいえません。
1-5.クロムハーツならではのモチーフデザインが売れる
比較的状態がよく、人気のある種類が買取対象になるでしょう。たとえば、古くからファンが多くヴィンテージとしても価値の高い人気モデルの「フローラルクロスリング」は、数万円で売買されます。クロムハーツだと分かるモチーフがついていたり、昔に発売された人気モデル・付加価値があるものなどは、積極的に買取を行っている業者も多いのです。逆に、目立つ傷が汚れがあるもの・折れたり曲がったりしているものは買取不可となります。
2.クロムハーツを買取に出す方法は?
それでは、クロムハーツの買取方法を紹介します。
2-1.傷や汚れがあるものはリサイクルショップへ
クロムハーツはジュエリー・アクセサリー好きなら誰もが知っているブランドなので、ほとんどのリサイクルショップで買い取ってもらえるでしょう。取り扱っているジャンルが幅広いこともあり、査定もそこまで厳しくないので、多少の傷や汚れがあっても買取してもらえる可能性があります。しかし、クロムハーツに関する知識を持っている人が査定を行うわけではないため、本当に価値があるものは買取額が低くなることもあるのです。
2-2.人気のあるモチーフデザインは買取専門店へ
高く売りたいなら、買取専門店をおすすめします。特に、ジュエリーブランドを中心に扱っている買取専門店なら、人気がある製品や買い手がつきやすい特徴を把握しているため、価値のあるものほど高価買取が期待できるでしょう。ただし、リサイクルショップとは異なって、査定に厳しくなるのがデメリットです。目立つ傷や汚れがあるものは、買取不可になるか、査定額が下がる可能性があります。
2-3.自分で買取額を決めるならネットオークション・フリマサイトへ
ネットオークションとフリマサイトでは、たくさんのクロムハーツ製品が出品されています。中には、12万円以上もの落札額がついているものもあり、高価売却が期待できるでしょう。ただし、ネットオークション・フリマサイトの利用で気をつけておきたいのは、「本物という証(あかし)」を提示することです。購入したときについてくる「正規品証明書」や「店舗発行の保証書」を提示しなければ、買い手はつかないでしょう。
2-4.傷や汚れの箇所をきちんと伝える
売却する際は、傷や汚れの有無をきちんと伝えてください。「高く売りたいから」とごまかしたり、あやふやな返答をしたりするのはNGです。査定を行うのは人間なので、相手に悪い印象を与え「偽物ではないか?」と疑われる可能性があります。
また、ネットオークションやフリマサイトに出品する場合も、きちんと傷と汚れの有無とついている箇所を記載しておきましょう。写真でアップすると、相手も安心するので落札につながります。