【要チェック】輸送用パレットを高価買取してもらう方法は? 知っておきたいポイント

1.パレットの買取事情を知ろう!

まずは、パレットに中古・買取需要があるのか、どんなものが売れるのか買取事情をチェックしておきましょう。

1-1.パレットにはさまざまな種類がある

物流業界で大活躍するパレットは、荷物を載せたり移動させたりするときに必要不可欠な荷役台です。物流会社や企業では必ずといっていいほど、倉庫内にパレットが置かれています。一般的なパレットは平パレットといわれるものですが、ボックスパレット・シートパレットなど種類はさまざまです。

日本国内で幅広く使用されているのは、木製パレットがほとんどでしたが、最近は合成樹脂を用いたパレットに移行しつつあります。ほかにも、金属製・紙製・プラスチック製など業種によって用途に合わせたパレットを使用するのが特徴です。

1-2.パレットの中古・買取需要は高め

「パレットは売れない」と思われがちですが、物流業界がうなぎのぼりにある今、パレットを使用するシーンも増え中古需要が高まってきています。

特に、使い勝手がいい中古の木製パレットに対する需要が高めです。サイズは1,100×1,100と「イチイチ」と呼ばれる基本的なサイズが人気で、積極的に買取を行っている業者も増えています。物流業界だけでなく、工業のために用いられることも多いのが理由の1つです。

1-3.買取できるものは状態がいいもの

基本的に、多くの店舗で買取対象となるパレットは状態がいいものです。査定では、最初に問題なく使用できるか否かをチェックします。多少の汚れやキズがあっても、荷物が載せられ移動できる状態なら買い取ってもらえるでしょう。

また、使えないパレットでも、木製やプラスチック・金属製は資材として使うことができます。特に、プラスチック製品は工場にて破砕処理され、新たなプラスチックの製品として生まれ変わるのです。資源として再利用している業者なら、買取可能になることもあります。

1-4.古く傷んでいるものは買取不可

たとえ、資材として再利用できたとしても、資材そのものが古く傷んでいる場合は買取不可になる可能性があります。すべてのパレットが買取対象になるわけではないので注意してください。特に、木製は水分を含むとすぐに傷む傾向があります。木材が腐食している場合は資材として使用できないため、ほとんどの業者で買い取ってもらえません。まず、査定へ出す前に状態をチェックしておきましょう。

2.パレットの買取方法は?

それでは、具体的なパレットの買取方法について解説します。

2-1.安くても売りたいならリサイクルショップ

全国各地に点在しているリサイクルショップは、査定がやさしい点がメリットです。パレットに多少の汚れやキズがあったとしても、買い取ってもらえる可能性があります。それは、リサイクルショップがパレットだけでなく、幅広いジャンルを扱っている特徴があるからなのです。

扱っている商品が幅広いからこそ、パレットの査定もあまくなります。そのため、安くても買い取ってもらいたい場合は、リサイクルショップを利用するといいでしょう。

2-2.高く売りたいなら買取専門店

逆に、パレットの高価買取を期待したい方は、買取専門店を利用してください。特に、パレットを中心に買取を行っている業者なら、買取・中古需要が高いパレットがどのような状態なのか理解しています。そのため、状態がよく人気のあるパレットは高く売ることができるでしょう。しかし、リサイクルショップとは真逆で、キズや汚れがついているパレットは買取不可になる可能性があります。

パレットのことが分かっている分だけ、査定が厳しくなるのです。つまり、汚れやキズがあり査定額が安くなりそうなパレットはリサイクルショップ、状態がよく価値あるパレットは買取専門店へ査定に出しましょう。

2-3.買取の有無が分からない場合は不用品回収業者

リサイクルショップ・買取専門店以外に、不用品回収業者へ依頼する方法があります。不用品回収業者の中には、買取と回収を同時に行っているところがあるので、買取の有無が分からない場合は依頼してください。買取可能になればお金がゲットでき、買取不可になっても処分が依頼できます。まさに、一石二鳥といえる方法でしょう。

また、ほかに処分したい不用品がある場合も、まとめて処分できるのでおすすめです。不用品回収業者の多くは、パレット以外にもさまざまな不用品を回収しています。

2-4.リスクが高いネットオークション・フリマサイト

自分で売る場合は、ネットオークションとフリマサイトを利用する方法があります。パレット自体の出品は少なめですが、業者相手に取り引きすることもあるので買い手がつく可能性もあるのです。パレット以外にも、ハンドパレットなどの器具も出品できます。ただし、買い手がすぐに見つかるとは限りません。

また、買い手が見つかったとしても、サイズが大きいパレットを自分でこん包し送らなければならないので手間と時間がかかります。ネットオークションとフリマサイトは登録すれば出品できるため便利に思われがちですが、それらのデメリットを踏まえた上で利用したほうがいいでしょう。リスクを避けたい方は利用しないことをおすすめします。

2-5.業者選びのポイントをチェック!

業者の中には、需要があるパレットを安く買い取る悪徳業者が存在しています。高く売れるパレットが安く買い取られてしまうのは嫌ですよね。そうならないためにも、慎重に業者を選ばなければなりません。以下にピックアップした業者選びのポイントを押さえておけば、スムーズにパレットを売ることができるでしょう。

  • パレットの買取実績があるか
  • 古物商の許可を取得しているか
  • 口コミ・評判がいいか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料相談・無料見積もりを受けつけているか
  • ホームページに住所・固定電話番号が記載されているか