【要チェック】輸送用パレットを高価買取してもらう方法は? 知っておきたいポイント
3.パレットを高く売るポイントは?
パレットを高く売るための重要ポイントを押さえておきましょう。
3-1.なるべく早めに売る
現在、物流業界が活性化しているので、パレットを高く売る絶好の機会です。中古・買取需要が上昇しているときに売ったほうが、高価買取が期待できるでしょう。また、パレットを湿気の多い場所や雨風が当たる場所に放置していると、ひどく傷つき劣化します。特に、木製パレットは保管環境によって状態が大きく変わりやすいのです。そのため、要らなくなったらすぐに売ることをおすすめします。
3-2.高額査定の種類は状態がいい木製・プラスチック製
あらゆる業界で幅広く使用されている木製・プラスチック製のパレットは、多くの店舗で高く買い取りされています。幅広い業界で使用されている種類だからこそ、ほかの種類よりも中古・買取需要が高いのです。サイズもマイナーなものより、一般的なサイズのほうが高く売れるでしょう。特に、木製・プラスチック製のパレットで状態がよく、新品同様のように使えるものは高価買取が期待できます。
3-3.高く売るポイントはまとめて売ること
キレイな状態のほうが高価買取が期待できますが、まとめて売ることもポイントの1つです。もちろん、1枚からでも買取を行っているところがあります。しかし、パレットは工業や物流で使用することが多いため、まとめて欲しがる会社が多いのです。そのため、同じ種類を何枚かまとめて売ったほうが買い手がつきやすくなる理由から、高額で買い取っている業者が多数あります。もし、要らないパレットがたくさんあるなら、1点ずつではなくまとめて売りましょう。
3-4.買取金額相場はバラバラなので要注意
パレットの買取金額は、状態・種類・業者・数量などでバラバラです。たとえば、状態のいい木製パレットの場合は、5,000~2万円で買い取られることが多いでしょう。ただし、数量が100枚~とまとめ売りに限ります。枚数が10枚以下の場合は5,000円に満たない確率が高いのです。プラスチック製の場合も数量が100枚~で買取額が2万円となります。だからこそ、まとめて売ったほうが高価買取が期待できるというわけです。
枚数が少なく、いくらで買い取られるか不安な方は、買取業者のホームページ等で、いくらで売買されているのか実績をチェックしてみてください。無料査定を行っているところもあるため、複数の業者に依頼するといいでしょう。
4.パレットの買取に関してよくある質問
パレットの買取に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。
Q.買取・リサイクルしにくい業種のパレットは?
A.容器包装リサイクル原料パレット・鉄芯等の別素材が含まれたもの・油汚れがひどいもの・魚介類や動物を運んだパレットなどは、買取・リサイクル不可の可能性があります。また、化学薬品やラベル・シール・ペンキ等が付着したパレットも買取NGです。業者によって買取条件が決まっているので、事前にチェックしておいたほうがいいでしょう。
Q.社名が入っているパレットも買取可能か?
A.業者によって異なります。自社の社名が入っているパレットなら、多くの店舗で買い取ってもらえるでしょう。しかし、第三者の社名等が記載されていたり、所有者が第三者にあることが疑われるものは買取不可になる可能性があります。社名入りのパレットを売る場合は、自社の名前であることを証明する書類などが必要です。
Q.流入パレットが混在している場合は売れないのか?
A.まとめて売ることが高価買取のポイントといいましたが、さまざまな流入パレットが混在している場合は別です。ひと目でどのようなパレットがあるのか分からず、中には鉄心入りパレットなど買取不可の種類がある可能性があるので買い取ってもらえなくなります。もし、さまざまな種類のパレットを同時に売る場合は、種類別に分けておくといいですよ。
Q.査定前にチェックしておきたい点は?
A.買取条件・買取に必要なもの・買取実績の3点です。特に、パレットを扱っているかどうか必ずチェックしてください。パレットの買取実績がない業者の場合、買取不可になる可能性があるからです。これらの3点は、ほとんど業者のホームページで確認できます。査定から買取までの時間と手間も省けるので、事前の確認が必要です。
Q.外国産のパレットは売れるのか?
A.売れないことはありませんが、国内で製造されたパレットのほうが売れる可能性があります。特に、主要な国内樹脂成型メーカーのパレットは、ほとんどの業者で買い取ってもらえるでしょう。海外で使用したもの、輸入したものなどは、買取の可否が分からないので1度査定を依頼してみてください。ホームページのフォームまたは電話でも問い合わせることができるので、事前に確認するとスムーズな取り引きができるでしょう。
まとめ
パレットの状態がよく、通常どおり使うことができれば買い取ってもらえる可能性があります。中には、パレットの板が割れていても買取対象になる業者もあるのです。板は工事現場などで建材の役割を果たすので、中古・買取需要があります。高く売るには、まとめて査定に出したほうがいいでしょう。1点ずつ売るよりもまとめたほうが、査定額がアップする可能性が高くなるのです。リサイクルショップ・買取専門店・回収業者などさまざまな依頼先があるので、複数の業者を比較し、買い取ってもらえるところを見つけてくださいね。