ライターの買取基準は? 中古需要があるブランドや高額買取のコツ
3.ライターを買取に出す方法
ライターの買取先をご紹介します。自分で売却する方法も併せて覚えておきましょう。
3-1.ライターの買取専門業者なら高額買取が可能
ライターを専門に扱う業者は、人気ブランドやライターに関する知識が豊富であるため、高値での買取になりやすいものです。ただし、金が素材に使われているライターの場合は、貴金属の取り扱いに慣れた業者のほうがいいでしょう。専門業者でも得意分野があるので、複数の業者で査定を受けてから買取先を決める方法がおすすめです。
3-2.リサイクルショップは買取金額が下がる
リサイクルショップでもライターの買取は可能です。しかし、リサイクルショップは生活用品を中心に扱う店舗が多く、専門業者より買取金額が下がる傾向にあるため、高値での買取を希望する場合はおすすめしません。
3-3.不用品回収業者は出張費用が割高
不用品回収業者は自宅まで訪問し、ライターの買取をしてくれるメリットがあります。しかし、出張費用が割高なのがデメリットです。ほかにも処分したいものがたくさんあるという場合に利用するといいでしょう。不用品をまとめて買取や処分をしてくれるため、1つずつ処分する手間を省くことができます。
3-4.自分で売却する場合はネットオークションやフリマサイトを使う
ライターを自分で売却する方法もあります。ネットオークションやフリマサイトでは、高級ライターの人気が高く、高値で売れるケースもあるでしょう。非売品・限定品なども需要があります。ジャンク品でもまとめ売りであれば、売却できるのも特徴です。希望する価格を設定できるのも魅力で、専門業者より高値で売却できる可能性もあるでしょう。
とはいえ、ライターは危険物に該当するため、宅配便や郵便が使えません。手渡しなど、安全な方法で引き渡しをするようにしてください。
3-5.ライターの処分は慎重に行うこと
買取に出すのが難しいライターは、安全に処分するため、事前にガス抜きをしてください。ガス抜きは火気のない屋外で行うようにしましょう。100円ライターの場合は、「シュー」というガスが抜ける音が完全に消えるまでレバーを押し続けます。レバー部分をガムテープなどで固定すると、楽に作業を進めることができるでしょう。大量に100円ライターがあってガス抜きが面倒な場合は、水を張ったバケツにライターを浸(ひた)しておく方法がおすすめです。
水没により、ライターの着火を防ぐことができます。注入式ガスライターは、ドライバーなどでガス注入口を開き、ガス抜きをしておきましょう。ガス抜き後、自治体のルールに従って処分します。
4.ライターの買取や処分でよくある質問
ライターの買取や処分に関する質問を集めました。ご一読ください。
Q.金が素材に使われている場合、金の重さで買取金額が決まるのか?
A.はい、金の重量で買取金額が決まります。金の市場価格は日々変動があるため、市場価格が上昇しているタイミングで売る方法がおすすめです。
Q.ブランドものではないけれど、おしゃれなデザインのライターなら買取可能か?
A.おしゃれなデザインでも、有名ブランドのもの以外は買取金額が下がる可能性が高いでしょう。ノンブランドのものは、買取不可となる場合もあります。買取可能かどうかを判断するため、複数の業者で査定を受けてみてください。
Q.買取金額が10万円を超える場合もあるのか?
A.はい、あります。デュポンやカルティエなどの有名ブランドのものは、10万〜15万円の買取金額がつく場合もあるでしょう。入手困難な限定モデルなどは、高額買取となる可能性が高くなります。
Q.ライターの処分時に分解してはいけないのか?
A.ライターの分解はしないでください。分解時に火花が出て、残っているガスに引火する恐れがあります。穴を空(あ)ける方法も危険です。ガス抜きが難しい場合は、自治体に相談し、指示に従って処分しましょう。
Q.メーカーで修理を受けたことがある場合、証明書を添付して買取に出したほうがいいのか?
A.修理したときの証明書があれば、買取時に添付してください。オーバーホールで汚れなどを取り除いた場合も同様です。証明書はメンテナンスしている証拠となるものなので、買取時にいい印象を与えることができます。
まとめ
有名ブランドのものや金などの高価な素材を使ったライターは、中古需要が見込めるため、買取に出すことが可能です。金が素材に使われているライターは貴金属としての価値があるので、ブランド品でなくても買取対象となります。専門業者を利用する・付属品をそろえる・メンテナンスを終えておくなど、高額買取のコツを覚えておき、ライターを買取に出すときに役立ててください。