エレクトーンは捨てずに買取へ! 高く売るコツ・機種のチェックなど

1.不要になったエレクトーンは買取に出せる?

まずは、買取に出せるエレクトーンの特徴などについてご説明します。

1-1.発売後10年以内のエレクトーンは売れる

エレクトーンは定価が高いため、中古品でも人気があります。ただし、15年ほど前のエレクトーンを買い取ってもらうのは難しいでしょう。

1-2.中古エレクトーンが売れる理由

エレクトーンは非常に高価格の楽器になります。ヤマハのエレクトーン「ステージア」には、スタンダードモデル・カスタムモデル・プロフェッショナルモデルの三種があり、価格帯としては以下のとおりです。

  • スタンダードモデル:65万円程度
  • カスタムモデル:100万円程度
  • プロフェッショナルモデル:160万円程度

また、エントリーモデルとしてミニステージア(ELB-01など)も発売されています。新品定価は20万円程度です。上記三種はカスタマイズによりモデルアップが可能ですが、ミニステージアはモデルアップできません。このように、エレクトーンを新品で購入すると数十万円となるため、中古で欲しいという人が多いのです。中古エレクトーンの需要が高ければ、買い取ってもらえる可能性もあがるでしょう。

1-3.中古エレクトーンの買取価格は製造年度とモデルによる

上記のとおり、製造から10年以内のエレクトーンで定価が高いものであれば買取価格にかなり期待ができるでしょう。また、同じモデルのエレクトーンでも発売年度によって価格が変わります。以下の買取相場もご参照ください。

1-4.中古エレクトーンの買取価格相場

モデル別の買取相場は以下のとおりです。製造年度や状態によって金額に開きがあります。

  • ELS-01:1万円~3万円
  • ELS-01C:5万円~7万円
  • ELS-01X:10万~20万円
  • ELS-01CU:5万~8万円
  • ELS-01CH:15万円~20万円
  • ELB-01:5千~3万円
  • ELB-01:1万~3万円
  • ELB-02:4万~6万円
中古のエレクトーンには一定の需要があるんですね。
はい。ただし、買取対象となるのは発売後10年以内のものに限ります。

2.エレクトーンを買取に出す前に確認しておくこと

エレクトーンを買取に出す前に、以下の内容をチェックしておきましょう。

2-1.モデル名(品番)をチェック!

エレクトーンの型番はどこに書かれているか分からない方は、保証書、もしくは本体鍵盤(けんばん)下(ヘッドホン端子脇)に貼られているシールをチェックしてみてください。また、エレクトーンの取扱説明書はこちらからダウンロードすることができます。※型番を先に調べてください

2-2.録音データについて

エレクトーンを売却する前に、録音データやサンプリングデータなどを消去しておきましょう。そのままにしておいても特に問題はありませんが、初期化しておいたほうが無難です。フォーマットは本体を操作することでできます。モデルごとに操作方法が異なりますので、詳しい方法は取扱説明書を参考にしてください。

2-3.付属品をそろえる

エレクトーンを購入した際についていた付属品はできるだけそろえておきましょう。主に以下のようなものがあります。

  • 取扱説明書(ダウンロードしたものを印刷しておくだけでも買取価格に影響する可能性がある)
  • 保証書
  • イス
  • モデルアップ(グレードアップ)ユニット
  • 補助ペダル

2-4.エレクトーンを高く買い取ってもらうには?

エレクトーンを高額買取してもらうには、以下のポイントをおさえましょう。

  • 付属品をそろえる
  • なるべくきれいにしておく
  • 当時の定価と現在の中古相場を調べておく(交渉材料)
  • 複数の買取業者などに査定を依頼し比較する
  • 運搬料も考慮する(別途運搬料金が請求されないかどうかなど)
品番を確認し、できるだけキレイにしておくんですね。
はい。新品に近い状態にしておきましょう。