食洗機の処分方法を解説! お得に処分するコツと買取に出す方法は?

1.食洗機の処分方法

要らなくなった食洗機の処分方法は、自治体回収・不用品回収業者・買い替え時の回収と3つに分けることができます。それぞれの特徴を詳しくチェックしていきましょう。

1-1.自治体で処分する場合は何ゴミか確認しよう

大きめのサイズが多い食洗機を自治体で処分する場合、粗大ゴミに分類されるケースがほとんどです。多くの自治体では、一辺が30cm以上を超えるサイズのものを粗大ゴミとしています。

処分したい食洗機のサイズを測り、念のため、お住まいの地域のホームページや掲示板等でゴミの分類と処分方法を確認しましょう。粗大ゴミの場合は、地元のスーパーやコンビニ等で粗大ゴミ処理券を購入し、事前の申し込みが必要なところがあるので注意してくださいね。

1-2.数百円~1,000円以内で処分できる自治体回収

自治体回収の大きなメリットは、数百円~1,000円以内で処分できることです。具体的な処分費用は自治体によって異なりますが、粗大ゴミの場合は500円~1,000円以内で処分できるところがほとんどでしょう。

不用品回収業者へ依頼したり、ほかの方法で処分したりするよりも低費用で捨てられるため、できるだけお金をかけたくない方におすすめします。

1-3.回収日・回収指定場所が決まっている

低費用で処分できる点が魅力的な自治体回収ですが、粗大ゴミの場合は回収日と回収指定場所が決まっているのですぐに処分できるわけではありません。2週間~1か月に1回の回収日を設けている自治体が多く、回収指定場所まで運ばなければならないというデメリットがあります。

食洗機は大きく重いタイプがほとんどなので、1人で簡単に持ち運べるものではありません。誰かの手を借りて運ぶ必要があるでしょう。手間と時間がかかる点が、唯一のデメリットとなります。

1-4.不用品回収業者へ依頼する手もある

すぐに処分したい・食洗機が重くて運べない・ほかにも処分したい不用品があるという方は、不用品回収業者へ依頼する方法があります。不用品回収業者の大きなメリットは、手間と時間がかからないことです。即日対応が可能な業者に依頼すれば、すぐに回収しにきてくれるので急を要するときでも安心できるでしょう。

1-5.業者の主な回収方法は3つ

回収業者の主な回収方法は、出張・持ち込み・宅配の3つです。食洗機はサイズが大きく重たい製品がほとんどなので、無理に運ばず出張回収を依頼したほうがいいでしょう。ただし、出張回収を依頼する際は、出張費と運搬費を必ず確認してください。

回収業者の中には、相場よりも高額な費用を請求してくる悪質な業者が存在しています。最近は、悪徳業者とのトラブルも増えているので、慎重に業者選びを行う必要があるでしょう。

1-6.不正を働く無料回収業者に要注意

悪徳業者とのトラブルで多いのは、「無料回収と言っていたのに費用を請求された」というケースです。「無料回収してもらえるからラッキー」と思い安易にお願いしてしまうと、トラブルになる可能性があるので注意してくださいね。

無料回収業者へ依頼する際は、ホームページに無料回収ができる理由がきちんと記載されているのか確認しましょう。無料回収の理由が記載されていない・古物商や産業廃棄物収集運搬許可を取得していない業者は不正を働く悪質な業者の可能性が高いのです。

1-7.買い替えの場合は購入店に依頼できる?

新しい食洗機に買い換える場合は、購入店に古い食洗機の回収を依頼できるケースがあります。処分費用がいくらかかかるケースが多いですが、購入と処分が同時にできるので手間と時間がかかりません。新しい食洗機の購入を検討している方は、あらかじめ古いものを回収してもらえるか確認しておきましょう。その際に、処分費用の有無もきちんとチェックしてくださいね。

食洗機は、ゴミとして自治体に回収を依頼できるんですね。
はい。何ゴミに該当するのかよく確認して出しましょう。

2.食洗機の買取事情と条件

まだ使える状態の食洗機なら、処分ではなく買取という選択肢もあります。ここでは、食洗機の買取事情と買い取ってもらえる条件などについて解説しましょう。

2-1.中古市場の需要はある

食洗機は何年も前から幅広く使われているキッチン家電の1つです。飲食店はもちろんのこと、一般家庭向けの食洗機も数多く登場しています。高性能の食洗機が登場するたびに導入する家庭が増えており、ポピュラーな存在です。しかし、高性能で人気がある食洗機ほど元値が高いので、できるだけ安く購入しようと中古を選択するケースがあります。そのため、中古市場における食洗機の需要は想像以上に高いのです。

2-2.買取金額の相場は3万~6万円

種類やサイズ・機能・製造メーカー・状態・使用年数などで買取額は大きく異なりますが、3万~6万円が相場になるでしょう。もともと販売額が高い製品なので、買取額が数万円になるケースがほとんどです。しかし、製造年数が8~10年以上経過しているものは、買取不可になるか買取額が数千円になる可能性があります。製造年数が経過しているものほど価値が下がるので、買取額も低くなりがちなのです。

2-3.買取の条件は状態と製造年月が重要

食洗機の査定では、状態と製造年月に重点がおかれる傾向があります。故障や不具合が起きていないか、製造年月から何年経過しているのかなどを基本に、性能・製造メーカー・サイズ・容量などがチェックされることになるでしょう。買取業者の中には、製造年月から5年以上経過しているものは買取不可になっているところもあるのです。査定を依頼する前に、製造年月と状態をチェックしておきましょう。

2-4.高価買取のポイントは3つ

できるだけ高く売りたい方は、購入時の状態に近づけることが大切です。高価買取の大きなポイントの1つに、付属品をそろえることがあります。購入時についてきた取扱説明書・交換部品などの付属品をできる限りそろえることで、相場よりも高く売れるのです。

また、キレイに掃除することも高価買取のポイントとなります。食洗機の中は洗剤カスや食べカスなどで汚れているため、売る前にキレイに洗浄しておきましょう。そして、早めに売ることも大切なポイントです。家電は古くなるほど買取額がダウンするため、売りたいときにすぐ売りましょう。

食洗機は売却も可能なんですね。
はい。ただし、製造から5年以内、使用感が少ないなどの条件があります。